親睦を深める第一歩!「顔合わせ食事会」当日の流れとマナーを徹底解説


ご婚約おめでとうございます!結婚に向けて、お互いの家族が初めて顔を合わせる「顔合わせ食事会」は、両家の親睦を深める大切な一歩ですよね。

「どんなお店を選べばいいの?」「当日ってどんな流れで進むんだろう?」「失礼のないようにしたいけど、どんなマナーがあるの?」など、初めてのことで不安に感じる方もいるかもしれません。でも、大丈夫!この記事を読めば、顔合わせ食事会の準備から当日の流れ、知っておきたいマナーまで、すべてがわかります。

大切なご家族の「はじめまして」が、笑顔あふれる素敵な思い出になるよう、一緒に準備を進めていきましょう!


1. 顔合わせ食事会、まずはここから!準備のチェックリスト

顔合わせ食事会を成功させるには、事前の準備がとっても大切です。

(1) 日程・場所・形式を相談しよう

まずは、両家の都合の良い日時をいくつか候補に出し、場所やお店の雰囲気、食事会の形式(料亭の個室、レストラン、ホテルなど)を話し合いましょう。

  • 場所の目安: どちらかの実家から遠すぎない、中間地点などがおすすめです。
  • 形式の目安: 格式張らず、リラックスして話せる雰囲気が人気です。結納を行う場合は、料亭など和室のある場所が適しています。

(2) 参加者の確認

基本は新郎新婦と両家の親御さんです。必要に応じて、兄弟姉妹が参加する場合もあります。

(3) 費用の分担を決めておこう

どちらか一方が全て負担する、両家で折半する、新郎新婦が全て負担するなど、事前に決めておくと当日スムーズです。

(4) 服装のドレスコードを決めておこう

服装は、お店の雰囲気に合わせるとともに、両家のバランスも大切です。

  • 例: 「男性はスーツ、女性はワンピース程度で」など、事前にすり合わせておくと安心です。

(5) 婚約記念品や手土産の準備

  • 婚約記念品: 婚約指輪や時計などを披露する予定なら、当日忘れないように準備しましょう。
  • 手土産: 相手の家族への感謝の気持ちとして、地元の名産品や日持ちのするお菓子などを用意するのが一般的です。金額は3,000円~5,000円程度が目安。事前に何を用意するか両家で相談しておくと、重複を避けられます。

2. 当日の流れをイメージ!進行役は新郎新婦で

顔合わせ食事会は、特別な進行役を立てる必要はありません。基本的には新郎新婦が協力して進行役を務めます。二人が主体となって、和やかな雰囲気を作りましょう。

(1) 集合・到着

  • お店には、新郎新婦が一番乗りして、両家の親御さんをお迎えする準備をしましょう。
  • 全員が揃ったら、入口で改めて自己紹介を。

(2) 席順のご案内

  • 個室であれば、入口から一番遠い上座に父方、その隣に母方の親御さんに座っていただきます。新郎新婦は末席(入口に一番近い下座)に座るのが一般的です。
  • 席順の例:
    • 上座:新郎の父 ─ 新郎の母 ─ 新婦の母 ─ 新婦の父
    • 下座:新郎 ─ 新婦
    • ※親睦を深めるため、あえて隣り合って座るなど、柔軟に考えてもOKです。

(3) 開会の挨拶・簡単な自己紹介

  • まずは新郎が代表して、集まってくれたことへの感謝と、食事会開催の挨拶をします。
  • その後、新郎側から親御さんの紹介、次に新婦側から親御さんの紹介へと続きます。
  • ポイント: 長くならないように、簡単に一人ずつ紹介しましょう。

(4) 婚約記念品のお披露目(必要な場合)

  • 婚約指輪や時計などを披露する際は、新郎から新婦へ指輪をはめてあげるなどの演出も喜ばれます。
  • 両家で記念品を準備している場合は、お互いに披露し合いましょう。

(5) 乾杯!

  • 新郎の父親、または新郎のどちらかが、乾杯の音頭を取ります。
  • 全員が飲み物を持ったのを確認し、「両家の親睦と二人の幸せを願って、乾杯!」といった形で音頭を取りましょう。

(6) 会食・歓談

  • 食事中は、新郎新婦が中心となって会話をリードし、場を盛り上げましょう。
  • お互いの家族に共通の話題を振ったり、それぞれの家族の話を引き出したりするのも良いでしょう。
  • 話題の例: お互いの出身地の話、趣味、最近の出来事、子供の頃の思い出など。
  • 避けるべき話題: 政治、宗教、お金の話、他人の悪口、深刻な内容など。

(7) 締めの挨拶

  • 新郎が代表して、締めのお礼の挨拶をします。
  • 「本日はありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします」といった、シンプルな感謝の言葉で十分です。

(8) お開き・お見送り

  • お店を出る際も、新郎新婦が中心となって親御さんをお見送りしましょう。
  • 二次会は基本的に設けないのが一般的です。

3. これだけは押さえておきたい!顔合わせ食事会のマナーとNG行動

せっかくの顔合わせ食事会、失礼のないように、最低限のマナーは押さえておきましょう。

(1) 招待・お礼のマナー

  • 招待の連絡: 食事会の企画は、新郎新婦が両家へ丁寧な言葉で招待を打診しましょう。
  • 当日のお礼: 参加してくれたことへの感謝を直接伝えます。
  • 後日のお礼: 食事会後、改めて電話や手紙でお礼の連絡をしましょう。

(2) 服装のマナー

  • 基本は「TPO」と「両家のバランス」: お店や場の雰囲気に合った服装を選びます。片方がカジュアルすぎる、またはフォーマルすぎると、もう一方が浮いてしまうので注意が必要です。
  • 清潔感: 清潔感のある服装を心がけましょう。

(3) 食事中のマナー

  • 一般的な食事マナーを守る: 大声で話さない、肘をつかない、クチャクチャ音を立てないなど、基本的な食事マナーは守りましょう。
  • 飲酒は控えめに: 飲みすぎはトラブルの元。節度を持って楽しみましょう。
  • 料理の取り分け: 大皿料理の場合は、取り分けに気を配るなど、細やかな気遣いを。

(4) 会話のマナー

  • 笑顔と相槌: 常に笑顔を心がけ、相手の話にはしっかり相槌を打ちましょう。
  • 話しすぎ・聞きすぎに注意: 一方的に話すのではなく、相手の話にも耳を傾けましょう。沈黙が苦手でも、無理に話し続ける必要はありません。
  • スマホは厳禁: 会食中は、スマホを触るのはマナー違反です。緊急時以外はカバンにしまっておきましょう。

(5) NG行動!これだけは避けよう

  • 遅刻: 時間厳守です。万が一遅れそうな場合は、速やかに連絡しましょう。
  • 家族の悪口や自慢話: 相手の家族を不快にさせるような発言は避けましょう。
  • お金の話: お金の話題はデリケートなので、避けるのが無難です。
  • 酔いつぶれる: 飲酒はほどほどに。

まとめ:笑顔と感謝の気持ちが、最高の顔合わせを演出する!

顔合わせ食事会は、両家が初めて顔を合わせる大切な時間です。完璧なマナーや段取りにこだわりすぎるよりも、「お互いの家族を知り、親睦を深めたい」という新郎新婦の気持ち、そして家族への感謝の気持ちが何よりも大切です。

準備段階からご両親としっかり話し合い、当日も新郎新婦が協力して、和やかな雰囲気作りを心がけましょう。素敵な顔合わせ食事会が、お二人の結婚への第一歩、そして両家の絆を深める素晴らしい機会となることを願っています!

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