結婚式お呼ばれの【靴】選び方&マナーガイド:足元まで抜かりなく!


結婚式に招待されたら、ドレスやヘアスタイルに力を入れますよね。でも、意外と見落としがちなのが「靴」選びです。「どんな靴を履いていけばいいの?」「マナーってあるのかな?」と、いざとなると悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

足元は、意外と人から見られているものです。せっかく素敵なドレスを着ていても、靴がマナー違反だったり、全体のバランスを崩していたりすると、少し残念な印象になってしまうことも。

この記事では、結婚式というお祝いの場にふさわしい靴の選び方と、知っておきたいマナーを徹底解説します。足元まで抜かりなく準備して、自信を持って結婚式に参列しましょう!


これだけは押さえよう!結婚式参列【靴のマナー】

結婚式はフォーマルな場なので、靴にも一定のマナーがあります。花嫁さんへの配慮と、お祝いの気持ちを表現するためにも、以下のポイントは必ず守りましょう。

1. ヒールの高さと形

  • ヒールのあるパンプスが基本: フォーマルな場では、ヒールのあるパンプスが最もふさわしいとされています。
    • 高さの目安: 3cm以上のヒールが上品に見えると言われています。あまりにも高すぎるヒールは歩きにくく、またカジュアルな印象を与える可能性もあるため、ご自身の歩きやすさを考慮した上で選びましょう。
    • NGなヒール: ピンヒールは床を傷つける恐れがあるため避ける、という考え方もありますが、一般的な結婚式場であれば問題ないことが多いです。ただし、あまりに細すぎるものや、不安定なものは避けた方が良いでしょう。
  • 太ヒールやウェッジソールは避ける: カジュアルな印象が強いため、結婚式には不向きです。

2. つま先のデザイン

  • つま先が隠れるパンプスが基本: ストッキングやタイツを着用するのがマナーなので、つま先が隠れる「つま先が閉じている(クローズドトゥ)」デザインのパンプスを選びましょう。
    • NGなつま先:
      • オープントゥ: つま先が出ているデザインの靴は「妻が先に出る」という語呂合わせから縁起が悪いとされることがあり、マナー違反とされています。カジュアルな印象が強いため、基本的には避けましょう。
      • サンダル、ミュール: かかとや足の甲が露出するデザインは、フォーマルな場にはふさわしくありません。
  • ブーツ類もNG: カジュアルな印象が強く、どんな素材であっても結婚式には不向きです。

3. 素材と色

  • 上品な素材を選ぶ:
    • OKな素材: エナメル、サテン、シルク、レース、革(本革・合皮問わず、上品な質感のもの)など、光沢や高級感のある素材がおすすめです。
    • NGな素材: スエードやヌバックなどの起毛素材は、カジュアルな印象が強いため、基本的には避けるのがマナーです。爬虫類革(クロコダイルやパイソン柄など)も「殺生」を連想させるため、お祝いの席には不適切とされています。
  • 色はドレスに合わせる:
    • 定番カラー: 黒、ネイビー、ベージュ、シルバー、ゴールドなど、落ち着いた色や光沢感のある色がおすすめです。ドレスの色と合わせたり、バッグの色と統一したりすると、まとまりのある上品なコーディネートになります。
    • NGな色: 花嫁の色である白や、派手すぎる原色は避けましょう。

4. ストッキングは必ず着用

  • どんなに暑い時期でも、素足にパンプスはマナー違反です。必ず肌色のストッキングを着用しましょう。ラメ入りやワンポイント程度のデザインならOKですが、派手すぎる網タイツや柄タイツは避けましょう。

失敗しない!結婚式お呼ばれ【靴の選び方】

マナーを押さえた上で、自分にぴったりの一足を見つけるための選び方のポイントをご紹介します。

1. ドレスとの相性を考える

  • 色合わせ: ドレスと同系色や、ドレスの差し色になっている色を選ぶと、統一感が出ておしゃれに見えます。シルバーやゴールド、ベージュなどのヌーディーカラーは、どんなドレスにも合わせやすく、脚を長く見せる効果もあります。
  • 素材合わせ: ドレスが光沢のある素材ならエナメルやサテンの靴、レース素材ならレースの靴など、素材感をリンクさせると、より洗練された印象になります。

2. デザインはシンプルに、でも細部にこだわりを

  • シンプルなデザインのパンプスは、どんなドレスにも合わせやすく、長く使えます。
  • ただし、地味になりすぎないよう、リボンやビジュー、パールなどのワンポイントがあしらわれたものを選ぶと、華やかさが加わります。ただし、大きすぎたり、ゴテゴテしすぎたりするものは避けましょう。

3. 歩きやすさ・履き心地は最重要!

  • 結婚式では、立ったり座ったり、移動したりと、意外と歩く機会が多いものです。ヒールに慣れていない方や、足が疲れやすい方は、無理のない高さのヒールを選びましょう。
  • 事前に履き慣らしておく: 購入したら、結婚式の数日前から家の中で少しずつ履き慣らしておくと、当日靴ずれの心配が少なくなります。
  • インソールや滑り止めを活用: 心配な場合は、クッション性の高いインソールを入れたり、靴ずれ防止のパッドや滑り止めシートを活用したりするのもおすすめです。

4. サブバッグやクラッチバッグとの統一感

靴とバッグの色や素材を合わせると、全身のコーディネートに統一感と上品さが増します。特に、光沢感のある素材で揃えると、よりフォーマルな印象になります。


困った時のお役立ちQ&A

Q. 「つま先が見えない靴」がない!どうしたら?

A. 緊急の場合は、レンタルサービスを利用したり、プチプラでも購入できる店舗を探してみるのがおすすめです。今後のフォーマルシーンのためにも、一足は「つま先が隠れるパンプスの定番カラー」を持っておくと便利ですよ。

Q. ヒールが苦手だけど、ペタンコ靴はOK?

A. フォーマルな場ではヒールが基本とされていますが、妊娠中の方や小さいお子さんを連れている方、足に怪我をしている方など、やむを得ない事情がある場合は、ヒールのない上品なフラットシューズ(バレーシューズ型など、カジュアルすぎないもの)が許容されることもあります。ただし、事前の確認や、周りへの配慮が大切です。

Q. 雨の日はどうしたらいい?

A. 基本はフォーマルなパンプスを着用しますが、会場までの道中で雨がひどい場合は、簡易的なレインシューズで移動し、会場でフォーマルな靴に履き替えるのがスマートです。傘と一緒に、靴を入れる袋も用意しておくと良いでしょう。

まとめ

結婚式の靴選びは、マナーとデザイン、そして履き心地のバランスが大切です。

  • つま先が隠れるヒール付きパンプスが基本。
  • エナメルやサテンなど上品な素材を。
  • 肌色のストッキングは忘れずに。
  • 事前に履き慣らしておくと安心。

足元まで抜かりなく準備することで、自信と笑顔で新郎新婦を祝福できます。ぜひこの記事を参考に、あなたらしい素敵な一足を見つけて、思い出に残る一日を過ごしてくださいね!

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