「伝票で該当なし」ってどういうこと?佐川急便の荷物が追跡できない時の対処法から再配達、国際便まで徹底解説!
佐川急便の荷物を楽しみに待っていて、いざ追跡サービスで伝票番号を入力してみたら、「お問い合わせ送り状NOをお確かめください。」や「お荷物データが登録されておりません。」と表示されて、ヒヤッとした経験はありませんか?
「伝票で該当なし」という表示が出ると、荷物がどこにあるのか分からず、不安になってしまいますよね。でもご安心ください! この表示にはいくつかの理由があり、適切な対処法を知っていれば、ほとんどの場合は解決できます。
今回は、「伝票で該当なし」となる原因と対処法、そして佐川急便の便利な「再配達」サービスや「国際便」について、詳しくご紹介します。
「伝票で該当なし」が表示される主な理由と対処法
佐川急便の追跡サービスで「伝票で該当なし」と表示される場合、主に以下の理由が考えられます。一つずつ確認してみましょう。
1. 送り状番号の入力間違い
これが最もよくある原因です。10桁以上の数字が並ぶ送り状番号は、1文字でも間違えると正しく認識されません。
- 対処法:
- もう一度確認!: 送り状(伝票の控え)や、発送元から連絡された番号を、もう一度落ち着いて見直しましょう。
- コピー&ペースト: もしメールやメッセージで番号が送られてきた場合は、手入力ではなく、コピー&ペースト(コピペ)で入力すると間違いがありません。
2. まだ荷物データがシステムに反映されていない
荷物が発送されても、すぐに追跡システムに反映されるわけではありません。
- 考えられる状況:
- 集荷されたばかり: ドライバーが集荷した直後や、営業所に荷物が到着したばかりで、まだバーコード登録(スキャン)が済んでいないことがあります。
- 発送元のタイムラグ: 通販サイトやフリマアプリの出品者などが、発送通知だけを先に送り、実際の荷物の発送は後日まとめて行うケースもあります。
- 対処法:
- 少し時間を置く: 数時間から半日、あるいは翌日の夕方以降に改めて検索し直してみてください。特に夕方から夜にかけてシステムへの登録が進むことが多いです。
- 発送元に確認: あまりに長時間「該当なし」が続く場合は、発送元に本当に荷物が発送済みか、送り状番号に誤りがないかを確認してみましょう。
3. 荷物がまだ発送されていない
発送元から「発送しました」と連絡があっても、まだ実際に佐川急便に荷物が渡っていない(発送準備中)というケースです。
- 対処法: 発送元に、荷物が本当に発送済みであるか、いつ頃発送される予定かを確認してください。
4. その他(レアケース)
非常に稀ですが、システムエラーや人為的なミス(スキャン漏れなど)で一時的に情報が反映されないこともあります。
- 対処法: 上記の確認を試しても解決しない場合は、佐川急便の「お荷物問い合わせサービス」の窓口、または最寄りの営業所に問い合わせてみましょう。
不在で受け取れなかったら?便利な「再配達」サービス!
「伝票で該当なし」とは少し違いますが、荷物が届くはずだったのに「不在で受け取れなかった!」という場合も、佐川急便では便利な再配達サービスを利用できます。
荷物が営業所に持ち戻されると、追跡ステータスが「ご不在のため持ち帰りました」などに変わります。
佐川急便の再配達依頼方法:
佐川急便では、お客様のライフスタイルに合わせて、いくつかの再配達依頼方法を提供しています。
- ご不在連絡票から依頼する:
- 投函された「ご不在連絡票」に記載されているQRコードをスマートフォンで読み取るか、ウェブサイトのアドレスにアクセスします。
- 記載されている送り状番号や営業所番号などを入力し、希望の配達日時を指定します。
- ウェブサイトから依頼する:
- 佐川急便の公式サイトにある「お荷物問い合わせサービス」から、送り状番号を入力して追跡状況を確認します。荷物が営業所に持ち戻されている場合、「再配達の依頼」ボタンが表示されますので、そこから依頼手続きを進めます。
- 会員サービス「スマートクラブ」に登録していれば、よりスムーズに依頼できます。
- LINE公式アカウントから依頼する:
- 佐川急便のLINE公式アカウントを「友だち追加」し、ID連携を行うと、LINEのトーク画面から簡単に再配達依頼ができます。お届け予定通知やご不在連絡もLINEで受け取れるので、とても便利です。
- 電話で依頼する:
- ご不在連絡票に記載されている担当営業所の電話番号、または佐川急便のウェブサイトで調べた営業所の電話番号に直接連絡し、再配達を依頼します。
【重要】荷物の保管期間にご注意!
不在のため持ち戻された荷物には、営業所での保管期間(初回配達日を含めて通常8日間、クール便は4日間)が設けられています。この期間を過ぎると、荷物は発送元に返送されてしまうので、早めに再配達の依頼をしましょう。
「海外のメール便」も利用できる?佐川急便の国際サービス
「海外のメール便」というキーワードも気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。佐川急便は国内宅配便のイメージが強いですが、実は国際輸送サービスも提供しています。一般的に「メール便」と呼ばれるものとは少し異なりますが、書類や小荷物を海外へ送るためのサービスが用意されています。
佐川急便が提供する主な国際輸送サービスは以下の通りです。
- 飛脚国際宅配便:
- ビジネス利用や、よりスピーディーな配送を求める方向けのドア・ツー・ドアの国際宅配サービスです。世界220以上の国・地域に対応しています。
- 飛脚グローバルポスト便:
- 佐川急便が集荷し、日本郵便のEMS(国際スピード郵便)の配送網を利用して海外へ届けるサービスです。越境ECの商品や、個人利用の小荷物などに適しており、世界120以上の国・地域に対応しています。
これらのサービスは、荷物の種類や送付先、スピードの要望によって使い分けが可能です。いずれも、追跡サービスが利用できますが、国際便の追跡情報は、経由国の郵便事情や通関手続きなどで、国内便よりも反映に時間がかかったり、詳細が表示されない期間があったりする場合があることを覚えておきましょう。
もし国際便の追跡情報が更新されない場合は、国内の集荷状況を確認後、しばらく待つか、佐川急便の国際営業部門に問い合わせてみましょう。
まとめ:不安な時は焦らず、まずは確認!
「伝票で該当なし」という表示に直面しても、慌てる必要はありません。まずは送り状番号の確認、そして時間をおいての再検索を試しましょう。それでも解決しない場合は、発送元や佐川急便へ連絡することが解決への近道です。
また、再配達や国際便サービスについても、佐川急便は多様な選択肢を提供しています。これらのサービスを上手に活用して、日々の荷物のやり取りをスムーズに、そして安心して行ってくださいね!