感謝が伝わる♪ 結婚式の「席札メッセージカード」の書き方&心温まるヒント


素晴らしいお祝いの席を彩る、結婚式の席札メッセージカードは、ゲスト一人ひとりに感謝の気持ちを伝える大切なアイテムです。お二人からの温かいメッセージは、受け取ったゲストの心にじんわりと響き、忘れられない思い出となるでしょう。

この記事では、ゲストへの「ありがとう」が最大限に伝わる、席札メッセージの書き方と、心温まる工夫についてご紹介します。

席札メッセージカードがゲストの心に響く理由

結婚式の席札は、ゲストの着席場所を示すだけでなく、お二人からのおもてなしの気持ちを伝えるメッセージツールとしても活躍します。手書きのメッセージは、デジタル化が進む現代において、手間と時間をかけた特別な贈り物として、より一層、温かみと感謝の気持ちが伝わるものです。披露宴が始まるまでの待ち時間に、メッセージを読みながら、ゲストは二人の思い出に浸ったり、これからの二人の幸せを願ったりするでしょう。


心が伝わるメッセージの基本構成とマナー

席札メッセージを書く際には、いくつかの大切なポイントとマナーがあります。

1. 基本は「感謝」→「エピソード」→「締めの言葉」の3部構成

  • 1文目:感謝の気持ち
    • 例:「本日はお忙しい中、私たちの結婚式にご出席いただき、本当にありがとうございます。」
    • 例:「遠方から駆けつけてくれて、心から感謝しています。」
  • 2文目:ゲストとの思い出やエピソード
    • 例:「〇〇さんと出会ってから、いつも笑顔に元気をもらっていましたね。」
    • 例:「学生時代、一緒に夜遅くまで語り合った日々は、今でも大切な宝物です。」
    • 例:「仕事で悩んでいた時、〇〇さんの的確なアドバイスに何度も助けられました。」
  • 3文目:今後の関係へのお願いや相手を気遣う言葉
    • 例:「これからも変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いします。」
    • 例:「ぜひ近いうちに、新居にも遊びに来てくださいね。」
    • 例:「今日は、美味しいお料理と楽しい時間をどうぞゆっくりお過ごしください。」

この構成を意識することで、メッセージがまとまりやすくなり、感謝と気持ちが伝わりやすくなります。

2. 結婚式のメッセージマナーを守りましょう

お祝いの場にふさわしい言葉遣いを心がけることが大切です。

  • 忌み言葉(いみことば)を避ける: 「切れる」「別れる」「離れる」「壊れる」「忙しい(「亡」の字を含むため)」など、別れや不幸を連想させる言葉は避けましょう。
    • 例:「お忙しい中」→「ご多用のところ」
    • 例:「実家を離れてから」→「一人暮らしを始めてから」
  • 重ね言葉(かさねことば)を避ける: 「たびたび」「重ね重ね」「くれぐれも」「ますます」「再び」「またまた」など、再婚を連想させる言葉は控えましょう。
    • 例:「たびたび」→「いつも」「頻繁に」
    • 例:「重ね重ね」→「深く」「心より」
    • 例:「再び」→「改めて」
  • 句読点(「、」「。」)は使わない: お祝い事では「区切り」を意味するため、句読点は使わないのが一般的です。文章の区切りは空白で調整しましょう。
  • 字下げをしない: 行の初めを一文字下げる「字下げ」も、区切りを意味するため避けましょう。

ゲスト別!心に響くメッセージのヒント

ゲストとの関係性に合わせて、メッセージの内容を少し工夫すると、より一層「自分だけへのメッセージだ」と感じてもらえるでしょう。

  • 両親・親族へ: 今までの感謝とこれからの夫婦生活への決意を伝えましょう。幼い頃の思い出に触れるのも感動的です。
    • 「お父さん、お母さん、今日まで大切に育ててくれて本当にありがとう。これからも二人で力を合わせて、温かい家庭を築いていきます。」
  • 主賓・上司・恩師へ: 丁寧な言葉遣いで、日頃の感謝と今後の指導を願う気持ちを伝えます。具体的な仕事でのエピソードを添えると、より伝わります。
    • 「本日はご多用のところ、ご列席いただき誠にありがとうございます。〇〇部長には、いつも温かくご指導いただき感謝しております。未熟な二人ですが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。」
  • 友人へ: 共通の思い出や、普段言えない感謝の気持ちをストレートに伝えましょう。
    • 「〇〇、今日は来てくれてありがとう!大学時代、一緒に馬鹿やった日々が懐かしいね。いつも私の味方でいてくれて、本当に感謝しています。これからもずっと親友だよ!」
  • 同僚へ: 仕事での助け合いや、職場の雰囲気を盛り上げてくれたことへの感謝を伝えます。
    • 「〇〇さん、今日はありがとうございます!いつも明るい〇〇さんの笑顔に、どれだけ元気づけられたかわかりません。これからも一緒に頑張りましょうね!」
  • 子どもゲストへ: 優しい言葉遣いで、その子の良いところや、結婚式での楽しみ(ハンバーグ、ケーキなど)に触れると喜ばれます。
    • 「〇〇くん、今日は結婚式に来てくれてありがとう!いつも元気いっぱいの〇〇くんの笑顔が大好きだよ。今日は〇〇くんの大好きなケーキがいっぱいあるから、楽しんでいってね!」

感謝を深める+αの工夫

メッセージの内容だけでなく、ちょっとした工夫で、さらに感謝の気持ちを伝えることができます。

  • 手書きにこだわる: 手書きならではの温かみは、活字では伝えきれない特別な気持ちを届けます。丁寧に、読みやすい字で書きましょう。
  • 統一感を意識する: 同じテーブルのゲスト間でメッセージの長さに大きな差がないようにすると、受け取る側も気持ちよく読めます。
  • 書くタイミング: ゲストの人数が多い場合は、早めに書き始めるのがおすすめです。式の直前は忙しくなるので、余裕を持って準備しましょう。
  • 失敗を恐れない工夫: 席札に直接書くのが不安な場合は、小さなメモ用紙やシールにメッセージを書き、それを席札に貼り付ける方法もあります。これなら書き損じても安心です。
  • 思い出の写真を添える: 席札の裏やメッセージカードのスペースに、ゲストとの思い出の小さな写真を貼るのも素敵なサプライズです。

まとめ

結婚式席札メッセージは、お二人からゲストへの「ありがとう」を伝える、心温まる贈り物です。感謝の気持ちを込めたメッセージは、きっとゲストの心に深く刻まれるでしょう。マナーを守りつつ、二人のオリジナリティあふれる言葉で、大切なゲストへ最高の「おもてなし」を届けてくださいね。

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