婚約指輪と結婚指輪って、どう違うの?意味、つける指、おしゃれな重ね付けまで徹底解説!


「結婚しよう!」…最高のプロポーズを受けて、幸せいっぱいのあなた。

これから始まる結婚準備にワクワクする一方で、「そういえば、指輪ってどうするんだっけ?」と、ちょっぴり頭を悩ませていませんか?

婚約指輪と結婚指輪。

名前は聞いたことがあるけれど、「この二つって、何が違うの?」「両方必要なの?」「いつ買うものなの?」など、意外と知らないことも多いですよね。

大切な二人の絆の証となる指輪だからこそ、後悔なく選びたいもの。

この記事では、婚約指輪と結婚指輪の基本的な違いから、それぞれの指輪に込められた素敵な意味、そして「どの指につけるの?」「おしゃれな重ね付けってどうやるの?」といった疑問まで、分かりやすく丁寧にご紹介します。

これを読めば、きっとあなたにとっての理想の指輪選びのヒントが見つかるはずですよ。

婚約指輪と結婚指輪、そもそも何が違うの?それぞれの意味と役割

まずは、この二つの指輪の基本的な違いから見ていきましょう。

婚約指輪(エンゲージリング)とは?

**「結婚を約束した証」**として、主に男性から女性へ贈られる記念の指輪です。

  • 贈るタイミング: プロポーズの時や、結婚の約束を交わした後に贈られるのが一般的です。
  • 意味合い: 「一生を共にする覚悟と愛情」を形にしたもの。婚約期間という特別な時間を象徴するものです。
  • デザインの特徴: ダイヤモンドがあしらわれた華やかなデザインが多いです。「給料の3ヶ月分」なんて言葉もありましたが、最近では相手に合わせた予算で選ばれることがほとんどです。
  • つけるシーン: 婚約期間中に着用することが多く、結婚式当日や特別なパーティー、友人の結婚式などに着けていく方もいます。日常使いは、デザインやライフスタイルによって様々です。

結婚指輪(マリッジリング)とは?

**「結婚した証」**として、夫婦となる二人がこれから毎日身につけるお揃いの指輪です。

  • 贈るタイミング: 結婚式の指輪交換の儀式で贈り合うのが一般的ですが、入籍と同時に購入するカップルも多いです。
  • 意味合い: 「永遠の愛と絆」を誓い合った証。結婚していることを周囲に示す役割もあります。
  • デザインの特徴: 日常的に身につけることを前提としているため、シンプルでつけ心地の良いデザインが多いです。ダイヤモンドが控えめにあしらわれたものや、装飾のないシンプルなプラチナリングなどが人気です。
  • つけるシーン: 結婚後は、原則として毎日身につけるものです。仕事中や家事をする時にも邪魔にならないかなど、耐久性やつけ心地も重要なポイントになります。

簡単にまとめると、

  • 婚約指輪: プロポーズなど婚約の証、華やか、記念品
  • 結婚指輪: 結婚の証、シンプル、日常使い

という違いがあります。

購入するタイミングは違う?いつ頃準備するべき?

購入のタイミングも、婚約指輪と結婚指輪では異なります。

  • 婚約指輪: プロポーズの約1ヶ月~数ヶ月前に男性が一人で、あるいはプロポーズ後に二人で選びに行くことが多いです。オーダーメイドやセミオーダーの場合は、完成までに時間がかかるため、早めに準備を始めましょう。
  • 結婚指輪: 結婚式の約半年前~3ヶ月前までに購入するカップルが多いようです。これも、刻印を入れたり、サイズ調整をしたりするのに時間がかかるため、式の直前はバタバタしないように早めに手配するのがおすすめです。

最近では、プロポーズの際に仮のリング(プロポーズリング)を渡し、後日改めて二人で婚約指輪を選びに行くというスタイルも増えています。これなら、彼女の好みにぴったりのデザインを選ぶことができますね。

つける指は同じ?それぞれどの指につけるのが正解?

婚約指輪も結婚指輪も、一般的には左手の薬指につけます。

左手薬指に指輪をつける意味

左手の薬指は、古くから心臓と一本の血管で繋がっていると考えられており、「愛情」や「絆」に最も近い神聖な指とされてきました。そのため、愛を誓い、永遠の絆を結ぶ婚約指輪や結婚指輪をつけるのにふさわしいと考えられています。

結婚前は婚約指輪を左手薬指に、結婚後は結婚指輪を左手薬指につけるのが一般的ですが、婚約指輪を結婚後も日常的に着用する方もたくさんいます。

重ね付けはおしゃれ?ダサい?正しい重ね付けのマナーとコツ

「婚約指輪と結婚指輪、両方もらったら、普段はどうするの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。実は、婚約指輪と結婚指輪は重ね付けするのが、とても一般的で人気があります。

婚約指輪と結婚指輪の重ね付けの意味

結婚指輪の上に婚約指輪を重ねてつけるのは、「永遠の愛に蓋をする」という意味が込められていると言われています。婚約期間を経て結婚し、その固い誓いを婚約指輪で封じ込める…なんて、ロマンチックですよね。

重ね付けしやすいデザインの選び方

最近では、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けすることを前提にデザインされた「セットリング」も人気があります。

  • 婚約指輪: 中央にダイヤモンドが1石留められた「ソリティア」タイプや、アームにメレダイヤモンドが埋め込まれた「メレ」タイプなどが重ね付けしやすいです。
  • 結婚指輪: ストレートラインや、緩やかなV字、S字ラインのものが、婚約指輪との隙間ができにくく綺麗に重ね付けしやすいです。

異なるブランドやデザインの指輪でも、アームの形や幅を意識して選べば、おしゃれな重ね付けを楽しむことができます。お店で試着する際に、重ね付けを試してみるのがおすすめです。

どちらの指輪を上につける?順番のマナー

重ね付けをする際は、左手の薬指にまず結婚指輪を着け、その上から婚約指輪を着けるのが正式なマナーとされています。これは、「永遠の愛の証である結婚指輪に、婚約の証である婚約指輪で蓋をする」という意味合いがあるからです。

ただし、これはあくまで伝統的なマナーであり、最近ではおしゃれの一部として順番を気にせず自由に楽しむ方も増えています。大切なのは、二人が納得して、心地よく身につけられることです。

どちらか一方だけ?両方必要?最近の考え方

「必ず両方買わないといけないの?」と心配になる方もいるかもしれません。結論から言うと、必ずしも両方揃えなければいけないということはありません。

  • 結婚指輪だけ購入する: 結婚後は毎日着ける結婚指輪だけを重視し、婚約指輪は購入しないという選択をするカップルもたくさんいます。その分、結婚指輪に少し予算をかけて、デザインや素材にこだわるという方も。
  • 婚約指輪だけ購入する: 最近では少ないかもしれませんが、婚約の記念として婚約指輪だけを贈り、結婚指輪は購入しないというケースもあるかもしれません。
  • 二人の納得が一番: 大切なのは、世間の習慣や周りの意見に流されるのではなく、二人でじっくり話し合って、納得のいく形を選ぶことです。予算やライフスタイルに合わせて、お二人にとって最も大切な指輪を選びましょう。

指輪を選ぶ際のポイント

  • デザイン: 毎日身につける結婚指輪は、シンプルで飽きのこないデザインが人気です。婚約指輪は、華やかさだけでなく、重ね付けすることも考えて選ぶと良いでしょう。
  • 素材: プラチナが最も一般的で人気がありますが、ゴールド(イエローゴールド、ピンクゴールドなど)やコンビ素材など、様々な選択肢があります。アレルギーの有無なども考慮して選びましょう。
  • つけ心地: 長時間身につけるものなので、指へのフィット感や、重さ、エッジの処理なども重要なポイントです。必ず試着して確認しましょう。
  • 耐久性: 日常使いするため、傷つきにくさや変形しにくさも考慮すると安心です。
  • アフターサービス: サイズ直しやクリーニングなど、購入後のサービスが充実しているかどうかも確認しておくと良いでしょう。

どこで探す?指輪の購入先

  • ジュエリーブランドの直営店: ブランドの世界観を感じながら、専門的なアドバイスを受けられます。
  • 百貨店の宝飾品売り場: 複数のブランドを見比べながら検討できます。
  • ブライダルリング専門店: 婚約指輪と結婚指輪を専門に扱っており、品揃えが豊富です。
  • オンラインストア: 自宅で気軽に選べますが、実物を見られないため、信頼できるショップを選ぶことが大切です。

様々なお店を巡って、たくさんの指輪を試着してみるのがおすすめです。お店の雰囲気や店員さんの対応なども含めて、二人が気に入るお店を見つけてくださいね。

よくある疑問Q&A

Q: 指輪の相場はどれくらい?

A: 婚約指輪は30万円~40万円、結婚指輪はペアで20万円~30万円程度が一般的な相場と言われていますが、これはあくまで目安です。素材やデザイン、ブランドによって大きく異なります。無理のない予算で、二人が気に入ったものを選ぶことが一番大切です。

Q: サイズ直しはできますか?

A: 多くのブランドや店舗でサイズ直しサービスを提供しています。ただし、デザインによってはサイズ直しが難しい場合もありますので、購入時に確認しておきましょう。

Q: 日常生活で婚約指輪はつけっぱなしで大丈夫?

A: 華やかなデザインの婚約指輪は、日常使いには向かない場合もあります。家事や仕事の際には外すなど、傷つけないように注意が必要です。結婚指輪は、日常使いを前提としてデザインされているものが多いですが、重いものを持つ際や、細かい作業をする際などは外した方が安心です。

まとめ:二人の愛の形を、指輪に込めて

婚約指輪と結婚指輪には、それぞれ異なる意味や役割がありますが、どちらも二人の愛と絆を形にした、かけがえのない宝物です。

二人の価値観やライフスタイルに合わせて、どのような指輪を選ぶか、両方用意するか、どちらか一方にするかなど、じっくり話し合って決めていきましょう。

たくさんの指輪の中から、お二人にとっての「これだ!」と思える運命の指輪が見つかることを願っています。指輪選びの時間も、ぜひ二人で楽しんでくださいね!

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