結婚式の山場!新郎の謝辞を成功させる【基本・文例・準備】自信を持って感謝を伝えよう!
結婚式の披露宴もいよいよクライマックス。感動的な雰囲気の中、スポットライトを浴びてマイクの前に立つのが「新郎の謝辞」です。ゲストの方々への感謝や、これからの二人の決意を伝える大切な場面ですが、「うまく話せるかな…」「何を話せばいいんだろう?」と、ちょっと緊張してしまう新郎さんも多いのではないでしょうか?
でも大丈夫!新郎の謝辞は、難しいものではありません。いくつか基本的なポイントを押さえておけば、あなたの感謝の気持ちはきっとゲストの皆さんにも伝わります。
この記事では、新郎の謝辞を成功させるための基本的な構成や、そのまま使える(またはアレンジしやすい)文例、そして当日自信を持って臨むための準備のポイントを分かりやすく解説します。「ビシッと決まる!」謝辞で、最高の結婚式を締めくくりましょう!
なぜ大切?新郎の謝辞が結婚式の締めくくりに果たす役割
新郎の謝辞は、披露宴の結びに新郎がゲストの皆様に向けて述べる、感謝と決意のメッセージです。これは単なる形式的な挨拶ではなく、結婚式に足を運んでくださった方々への心からの「ありがとう」を伝える、とても重要な機会です。
- ゲストへのお礼: 遠方から駆けつけてくれた方、日頃お世話になっている方々へ、改めて感謝の気持ちを伝えられます。
- 両親へのお礼: これまで育ててくれた感謝、そしてこれからも支えてもらいたいという気持ちを伝えられます。
- 今後の抱負: これから夫婦として二人で力を合わせて歩んでいく決意を、大切な人たちの前で表明できます。
ゲストの皆さんは、新郎新婦からの最後のメッセージを楽しみにしています。あなたの言葉で感謝と抱負をしっかりと伝えることで、結婚式全体の印象がぐっと引き締まり、温かい感動を残すことができるのです。
これで安心!新郎の謝辞【基本的な構成】と話すべきこと
新郎の謝辞には、いくつか決まった基本的な構成があります。この流れに沿って準備すれば、話す内容に困ることはありません。
【謝辞の基本的な構成】
- 導入:列席者へのお礼
- 披露宴に出席してくれたことへの感謝を述べます。
- 「本日は、おいそがしい中、私たちの結婚披露宴にご列席いただきまして、誠にありがとうございます。」のように、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
- 主賓・来賓へのお礼
- 祝辞をいただいた主賓の方や、遠方から来てくださった方々へのお礼を述べます。
- 「〇〇様(主賓名)には、心温まるお祝いのお言葉をいただき、誠にありがとうございました。」のように、 specific に感謝を伝えるのがおすすめです。
- 祝辞などへのお礼
- 主賓以外の祝辞や、余興、乾杯の挨拶など、結婚式を盛り上げてくれた方々へのお礼を述べます。
- 「皆様からたくさんの温かいお祝いのお言葉や、身に余るお心遣いをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」のように、まとめてお礼を言っても良いでしょう。
- 両親・親族へのお礼
- これまで育ててくれた両親や、お世話になった親族へ感謝を伝えます。
- 「今日という日を迎えられましたのも、未熟な私たちを今日まで育ててくれた両親、そして日頃から温かく見守ってくださる家族、親族のおかげと、心より感謝しております。」のように、自分の言葉で率直な気持ちを伝えましょう。
- 今後の抱負
- これからの結婚生活に対する決意や、どのような夫婦になりたいかを述べます。
- 「これからは二人で力を合わせ、笑顔の絶えない明るい家庭を築いていきたいと思っております。まだまだ未熟な私たちですが、皆様にご指導いただけますよう、よろしくお願いいたします。」のように、謙虚さと共に前向きな姿勢を示すのが良いでしょう。
- 結び:再度のお礼と今後の支援のお願い
- 改めて列席者全員へのお礼を述べ、今後の二人の関係を見守ってほしいというお願いをして締めくくります。
- 「結びになりますが、本日お越しくださいました皆様の今後のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げまして、私たちからのお礼の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。」のように、丁寧な言葉で締めくくりましょう。
この流れに沿って、自分の言葉で内容を考えてみましょう。
気持ちが伝わる!新郎の謝辞【文例】(アレンジ自由)
具体的な文例があると、よりイメージしやすくなりますね。ここでは、基本的な構成に基づいた文例をいくつかご紹介します。あくまで「例」ですので、これを参考に、あなたの言葉にアレンジしてくださいね。
【基本的な謝辞の文例】
「本日は、おいそがしい中、私たちの結婚披露宴にご列席いただきまして、誠にありがとうございます。(列席者へのお礼)
〇〇様(主賓名)には、心温まるお祝いのお言葉をいただき、誠にありがとうございました。(主賓へのお礼)また、皆様からたくさんの温かいお祝いのお言葉や、身に余るお心遣いをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。(祝辞などへのお礼)
今日という日を迎えられましたのも、未熟な私たちを今日まで育ててくれた両親、そして日頃から温かく見守ってくださる家族、親族のおかげと、心より感謝しております。(両親・親族へのお礼)
これからは二人で力を合わせ、笑顔の絶えない明るい家庭を築いていきたいと思っております。まだまだ未熟な私たちですが、皆様にご指導いただけますよう、よろしくお願いいたします。(今後の抱負)
結びになりますが、本日お越しくださいました皆様の今後のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げまして、私たちからのお礼の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。(結び)」
【文例をアレンジするポイント】
- 具体的なエピソードを加える: 主賓や両親、友人との specific なエピソードを briefly に加えると、より気持ちが伝わります。「〇〇さんには、いつも相談に乗っていただき…」「両親には、学生時代にこんな迷惑をかけてしまって…」など。
- 新婦への感謝を伝える: 新婦との出会いや、結婚を決めた理由、これから一緒に歩むことへの感謝や喜びを少し加えると、より感動的な謝辞になります。(例:「そして、隣にいる妻に出会えたこと、そして今日こうして夫婦になれたことを、心から幸せに思っています。これから二人で…」)
- ユーモアを少しだけ: 会場の雰囲気を和ませたい場合は、少しだけユーモアを交えても良いですが、やりすぎには注意が必要です。
ビシッと決める!謝辞を成功させるための【準備とポイント】
「本番で頭が真っ白になったらどうしよう…」そんな不安を解消するためには、事前の準備が何よりも大切です。
【事前の準備】
- 構成を考える: 先ほどの基本的な構成に沿って、話したい内容のポイントを書き出してみましょう。
- 原稿を作成する: 書き出したポイントを元に、具体的な文章を作成します。丁寧語や謙譲語を使い、失礼のない言葉遣いを心がけましょう。
- 読みやすさをチェック: 完成した原稿を声に出して読んでみて、不自然な言い回しはないか、詰まらずに読めるかを確認します。
- 時間を計る: 謝辞の長さは、 usually 2分〜3分程度が目安です。長すぎるとゲストが疲れてしまうので、時間を計って調整しましょう。
- キーワードをメモする: 原稿を全て暗記するのが難しい場合は、話す内容のキーワードや流れをメモしたカードを用意しておきましょう。本番では、このカードを見ながら話しても大丈夫です。
【話す時のポイント】
- 姿勢: 背筋を伸ばし、堂々と立ちましょう。
- 目線: 下ばかり見ずに、ゲストの方々や両親に respectfully に目線を配りながら話しましょう。
- 声のトーンとスピード: 少し大きめの声で、普段よりゆっくりめに話すことを意識しましょう。緊張すると早口になりがちなので注意が必要です。
- 間(ま): 話と話の間に適度な間を取ることで、ゲストが内容を理解しやすくなり、落ち着いた印象を与えられます。
- 笑顔: 緊張すると思いますが、時折笑顔を見せることで、感謝の気持ちがより伝わります。
【緊張を和らげるコツ】
- 深呼吸をする
- 会場全体を見渡す(特定の誰かを見つめすぎない)
- 「完璧じゃなくて大丈夫」と自分に言い聞かせる
- 笑顔のゲストを見つける
これだけは知っておきたい!謝辞でのNGマナー
せっかくの謝辞で失礼があってはもったいないですよね。いくつか知っておきたいNGマナーがあります。
- 忌み言葉・重ね言葉: 「別れる」「切れる」「重ね重ね」「くれぐれも」など、結婚にはふさわしくないとされる言葉は避けましょう。
- 句読点: スピーチ原稿では、句読点(、や。)を使わないのが一般的です。代わりに改行やスペースで区切りを示します。
- 内輪ネタすぎる話: 特定の人にしか分からないような話題は避け、誰にでも理解できる内容にしましょう。
- 長すぎるスピーチ: 前述の通り、2〜3分を目安にまとめましょう。
- タバコやお酒の影響: 謝辞の前にタバコを吸ったり、お酒を飲みすぎたりするのは避けましょう。
まとめ
新郎の謝辞は、結婚式に出席してくれた大切なゲストへ、そして育ててくれた両親へ、心からの感謝を伝える素晴らしい機会です。基本的な構成とポイントを押さえ、あなた自身の言葉で準備すれば、きっと最高の謝辞になります。
多少つっかえてしまったり、緊張してしまったりしても大丈夫。大切なのは、あなたの「ありがとう」という honest な気持ちです。自信を持って、感謝の気持ちを伝えましょう!きっと、ゲストの皆さんの心に響く、温かい締めくくりになるはずです。