【保存版】引っ越しやることリスト!A4紙1枚分で必要な手続き・届け出を完全網羅
引っ越しは、新しい生活へのワクワクと同時に、「何を、いつまでに、どこに連絡すればいいの?」という不安もつきものですよね。役所への届け出からライフラインの手続き、インターネットの移行まで、やることがたくさんあって頭がごちゃごちゃになってしまう方も多いのではないでしょうか。
でもご安心ください!この「引っ越しやることリスト」さえあれば、A4用紙1枚にまとまるくらいシンプルに必要な手続きを網羅できます。うっかり忘れがちなポイントも押さえながら、引っ越しをスムーズに進めるための秘訣を一緒に見ていきましょう!
引っ越し準備の全体像:3つのフェーズで抜け漏れなし!
引っ越しの準備は、大きく3つのフェーズに分けて考えると分かりやすくなります。
- 引っ越し前(2週間〜1ヶ月前まで):計画と予約のフェーズ
- 引っ越し直前(1週間前〜当日):最終確認と荷造りのフェーズ
- 引っ越し後:住所変更と新生活スタートのフェーズ
それぞれのフェーズでやるべきことを把握すれば、効率よく準備を進められますよ。
【引っ越し前】計画と予約が成功のカギ!
引っ越しが決まったら、まず最初に行うべき大切な準備です。
1. 引っ越し業者選びと契約(引っ越し日の1ヶ月前〜)
- 相見積もりを取る: 複数の引っ越し業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較しましょう。オンラインの一括見積もりサービスが便利です。
- 契約: 信頼できる業者を選び、契約します。繁忙期(3月〜4月)は早めの予約が必須です。
- プラン確認: 荷造りサービス、不用品回収、エアコンの着脱など、必要なオプションを確認しましょう。
2. 現在住んでいる賃貸物件の解約手続き(引っ越し日の1ヶ月前まで)
- 大家さん・管理会社に連絡: 賃貸契約書を確認し、規定の期間(一般的には1ヶ月〜2ヶ月前)までに解約予告をしましょう。
- 退去立会い日の調整: 最終的な部屋の状況確認のため、退去立会い日を調整します。
3. 転居先の決定と契約(引っ越し日の1ヶ月前〜)
- 新しい住まいの契約: 不動産会社を通じて、新居の賃貸契約または売買契約を済ませます。
- 引っ越し日の調整: 契約完了後、引っ越し業者と新居への入居日を考慮して、正式な引っ越し日を決定します。
4. ライフライン(電気・ガス・水道)の手続き(引っ越し日の2週間前〜)
現在利用しているサービスの停止手続きと、新居での開始手続きが必要です。
- 電気: 各電力会社へ連絡し、旧居の使用停止日と新居の使用開始日を伝えます。
- ガス: ガス会社へ連絡し、旧居の使用停止日と新居の使用開始日を伝えます。ガスは立ち会いが必要な場合が多いので注意しましょう。
- 水道: 市区町村の水道局へ連絡し、旧居の使用停止日と新居の使用開始日を伝えます。
- インターネット・固定電話: プロバイダや通信会社に連絡し、移転手続きまたは解約・新規契約の手続きをします。工事が必要な場合は早めに手配しましょう。
5. その他のサービス手続き(引っ越し日の2週間前〜)
- 新聞、牛乳配達などの定期購入サービス: 各社に連絡し、住所変更または解約手続きをします。
- NHK: 転居の届け出を行います。
- 郵便物の転送届: 郵便局に転居・転送サービスを届け出れば、1年間は旧住所宛の郵便物が新住所へ転送されます。忘れずに提出しましょう。
- 各種保険(生命保険・医療保険など): 保険会社に住所変更の連絡をします。
- サブスクリプションサービス: 定期購入しているECサイトや動画配信サービスなどの登録住所を変更します。
【引っ越し直前】最終確認と荷造りの仕上げ!
引っ越し日が近づいてきたら、いよいよ荷造りを本格化させ、最終確認を行います。
1. 役所関係の届け出(引っ越し日の2週間前〜引っ越し後14日以内)
- 転出届の提出(旧住所の役所): 異なる市区町村へ引っ越す場合、旧住所の役所に転出届を提出し、転出証明書を受け取ります。
- 印鑑登録の廃止: 転出届を提出すれば自動的に廃止されることが多いですが、念のため確認を。
- 国民健康保険の資格喪失届: 国民健康保険に加入している場合、旧住所の役所で資格喪失手続きをします。
- 介護保険、児童手当など: 該当する場合は、関連する届け出も行います。
2. 荷造りと不用品の処分(引っ越し日の1週間前〜)
- いるもの・いらないものを仕分ける: 不用品はこの機会に処分しましょう。粗大ゴミは回収に時間がかかることがあるので早めに手配を。
- 段ボールの準備: 引っ越し業者からもらうか、ホームセンターなどで用意します。
- 荷造り:
- 普段使わないものから: 季節外れの衣類、本、趣味の道具など。
- 貴重品・重要書類は自分で運ぶ: 現金、通帳、印鑑、保険証、身分証明書、契約書などは、すぐに取り出せるよう別のバッグにまとめておきましょう。
- 段ボールに内容物を明記: 開封時に分かりやすいよう、中身と部屋の名前(例:リビング、寝室)を書いておくと便利です。
- 「すぐ使うもの」の箱を作る: 引っ越し当日から翌日に使う日用品(トイレットペーパー、歯ブラシ、洗面用具、着替えなど)は、一つにまとめて分かりやすくしておきましょう。
3. 各種連絡先への住所変更連絡(引っ越し日の1週間前〜)
- 携帯電話会社、クレジットカード会社: 各社に住所変更の連絡をします。
- 銀行、証券会社: 金融機関へ住所変更の連絡をします。
- 学校、職場: 転校・転勤の場合は、必要書類の提出や手続きを行います。
- かかりつけの病院、行きつけの美容院など: 必要に応じて連絡しておきましょう。
4. 退去時の準備(引っ越し直前〜当日)
- 電気・ガス・水道の閉栓確認: 最終利用日を確認し、ガスは立ち会いを忘れずに。
- 部屋の掃除: 賃貸物件の場合、できる範囲で掃除をしておくと退去時の印象が良くなります。
- 荷物の最終チェック: 忘れ物がないか、隅々まで確認しましょう。
- 鍵の返却: 管理会社や大家さんに鍵を返却します。
【引っ越し後】新生活をスムーズにスタート!
引っ越しが終わっても、まだやることは残っています。忘れずに手続きを行いましょう。
1. 役所関係の届け出(引っ越し後14日以内)
- 転入届の提出(新住所の役所): 異なる市区町村へ引っ越した場合、新居の役所に転出証明書を添えて転入届を提出します。
- 転居届の提出(同じ市区町村内の引っ越しの場合): 同じ市区町村内で引っ越した場合に提出します。
- 国民健康保険の加入手続き: 国民健康保険に加入する場合、新住所の役所で手続きをします。
- マイナンバーカード・住民基本台帳カードの住所変更: 役所で変更手続きを行います。
2. 各種住所変更手続き(引っ越し後)
- 運転免許証の住所変更: 新住所を管轄する運転免許センターや警察署で変更手続きを行います。
- 車庫証明・自動車登録の変更: 車を所有している場合、警察署や運輸支局で手続きが必要です。
- ペットの登録変更: 飼っている場合は、自治体に登録変更を届け出ましょう。
- その他、登録しているサービス全般: オンラインサービス、お店のポイントカードなど、住所登録があるものは順次変更していきます。
3. 新居での生活のセットアップ
- 電気・ガス・水道の開栓確認: 契約通りに使えるか確認します。ガスの場合は立ち会って開栓してもらいます。
- インターネットの接続: 工事が必要な場合は立ち会い、接続を確認します。
- 近所への挨拶: 可能であれば、引っ越しの挨拶をしておくと良いでしょう。
これだけは押さえておきたい!引っ越しをスムーズにするコツ
- チェックリストを活用する: 本記事のようなリストを活用し、完了した項目にはチェックを入れていくと抜け漏れを防げます。
- 早めの行動: どの手続きも「少し早いかな?」と思うくらいから準備を始めるのが成功の秘訣です。特に引っ越し業者やライフラインの予約は早めに。
- 重要書類は自分で管理: 転出証明書、印鑑証明書、賃貸契約書、身分証明書などは、引っ越し荷物とは別に自分で持ち運び、すぐに取り出せるようにしておきましょう。
- 旧居の最終確認: 退去時は、忘れ物がないか、電気の消し忘れや窓の施錠などを二重三重にチェックしましょう。
まとめ:このリストで引っ越しマスターに!
引っ越しは確かにやることが多いですが、計画的にリストを活用すれば、スムーズに乗り切ることができます。この「引っ越しやることリスト」を参考に、一つずつ着実にタスクをクリアしていってください。
新しい住まいでの生活が、あなたにとって最高のスタートとなりますように。頑張ってくださいね!