【小学生向け】心に残る卒業文集の書き方!感動の例文と簡単作成テンプレート


小学校の卒業文集は、6年間の思い出をギュッと詰め込んだ、まさに「宝物」ですよね。将来読み返した時に「こんなことあったなぁ!」と笑ったり、ちょっぴり感動したり…そんな素敵な文集を作るお手伝いをさせてください。文章を書くのが苦手だと思っている子も、ママやパパも、大丈夫!簡単なコツと便利なテンプレートを使えば、きっと心に残る自分らしい一文が書けますよ。

卒業文集って何を書けばいいの?定番テーマとアイデア集

いざ「書こう!」と思っても、何から書き始めればいいか迷ってしまうこともありますよね。でも心配はいりません。卒業文集でよく選ばれるテーマは決まっています。

よくある定番テーマ

  • 小学校の思い出: 運動会、修学旅行、社会科見学、クラスでの出来事、クラブ活動など、心に残っているエピソード
  • 小学校で学んだこと: 勉強のこと、友達との関わりから学んだこと、先生から教わった大切なこと
  • 小学校で頑張ったこと: 習い事や部活動、委員会活動、苦手なことに挑戦した経験
  • 将来の夢: 将来どんな人になりたいか、どんな仕事がしたいか、そのために頑張りたいこと
  • 中学生の目標: 中学校で挑戦したいこと、楽しみなこと、身につけたい力
  • 自分の宝物: 大切なもの、大切にしている人、心に残る言葉など
  • 友達との思い出: 友達との楽しい時間、助け合ったエピソード、ケンカから仲直りした経験

もしテーマに悩んだら、「小学校の思い出」が一番書きやすいかもしれません。自由度が高いので、自分の心に残っているエピソードをいくつかピックアップして、そこから広げていくとスラスラ書けますよ。楽しかったことだけでなく、悔しかったことや失敗したことでも、そこから何かを学び、成長できたなら、立派な思い出として書くことができます。

スラスラ書ける!卒業文集の構成と簡単な書き方ステップ

文章を書くのが苦手でも、簡単な構成を意識すれば大丈夫。以下のステップで進めてみましょう。

  1. 心に残る出来事をリストアップ

    小学校6年間で特に印象に残っている出来事を、いくつか書き出してみましょう。どんな小さなことでも構いません。

    • 運動会でリレーの選手になったこと
    • 修学旅行でのハプニング
    • 初めての調理実習
    • クラスで協力して成功させたこと
    • 友達とケンカしたけれど仲直りできたこと
    • 先生に褒められて嬉しかったこと
  2. テーマを決める

    リストアップした出来事の中から、一番書きたい!と思うテーマを選びます。または、先生から指定されたテーマに沿って、関連する出来事を選びましょう。

  3. 書き出しを考える

    最初の文章はとても大切です。読み手の興味を引くような書き出しを意識してみましょう。

    • 「私の小学校生活は、たくさんのキラキラした思い出であふれています。中でも一番心に残っているのは…」
    • 「僕には、将来どうしても叶えたい大きな夢があります。それは…」
    • 「今、私が一番伝えたいのは『ありがとう』の気持ちです。その相手は…」
  4. エピソードを具体的に書く

    選んだテーマや出来事について、具体的に書いていきます。「いつ、どこで、誰と、何をして、どう思ったか」を詳しく書くと、読んでいる人に情景が伝わりやすくなります。

    • 例:「合唱コンクールでは、みんなで力を合わせる大切さを学びました。最初はバラバラだった歌声が、練習を重ねるごとに一つになっていくのを感じて、鳥肌が立つほど感動しました。」
  5. 学んだことやこれからの抱負をまとめる

    その出来事から何を感じ、何を学んだのか、そしてこれからどうしていきたいのかをまとめます。

    • 「この経験を通して、私は諦めずに努力することの大切さを学びました。中学校でもこの気持ちを忘れずに、色々なことに挑戦していきたいです。」

便利なテンプレート

「私の小学校の思い出は3つあります。」

「1つ目は…」

「2つ目は…」

「3つ目は…」

「どれも大切な思い出です。これらの経験で学んだことを忘れずに、これからの中学校生活でも頑張っていこうと思います。」

このように、骨組みを決めてから肉付けしていくと、意外と簡単に文章が完成しますよ。

心に響く!テーマ別卒業文集の例文集

いくつかのテーマに沿った例文をご紹介します。あくまで参考なので、自分らしい言葉でアレンジしてみてくださいね。

例文1:小学校の思い出

タイトル:「最高に輝いた6年間」

私の小学校6年間は、まるで宝箱のよう。たくさんのキラキラした思い出が詰まっています。その中でも特に心に残っているのは、3つの出来事です。

1つ目は、5年生の時の林間学校です。初めて友達と協力してカレーを作ったこと、夜のキャンプファイヤーでみんなで歌った歌声は、今でも耳に残っています。真っ暗な森の中、みんなで肝試しをした時は本当に怖かったけれど、友達と手をつないでゴールした時の達成感は忘れられません。自然の中で友達と過ごした時間は、最高の思い出です。

2つ目は、6年生の運動会です。私はリレーの選手に選ばれ、毎日放課後まで練習を頑張りました。バトンパスがなかなかうまくいかず、悔しい思いもしましたが、チームのみんなで励まし合い、アドバイスし合ったおかげで、本番では見事1位になることができました。みんなで力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられると実感した瞬間でした。

そして3つ目は、毎日の給食の時間です。特に印象に残っているのは、大好きな揚げパンが出た日のこと。みんなで「美味しいね!」と言いながら食べる時間は、本当に幸せでした。苦手な野菜も、友達と一緒なら頑張って食べることができました。何気ない毎日の中に、たくさんの笑顔と温かさがあったことを今、改めて感じています。

この6年間で、私はたくさんの経験をし、大きく成長することができました。時には失敗して落ち込むこともあったけれど、先生や友達、家族の支えがあったからこそ、ここまで来られたのだと思います。小学校で学んだ「あきらめない心」と「感謝の気持ち」を胸に、中学校でも色々なことに挑戦し、新しい自分を見つけたいです。

例文2:将来の夢

タイトル:「未来へ続く、私の夢の舞台」

私には、将来どうしても叶えたい夢があります。それは、動物のお医者さん、獣医さんになることです。

私が動物のお医者さんになりたいと思ったきっかけは、飼っている犬が病気になった時のことです。元気のない犬を見て、とても心配で、何もしてあげられない自分がもどかしかったのを覚えています。でも、動物病院の先生が優しく診察してくれて、犬が少しずつ元気になっていく姿を見た時、「私もこんな風に動物たちを助けられる人になりたい!」と強く思いました。

動物のお医者さんになるためには、たくさんの勉強が必要です。命の大切さや、動物の体のこと、病気のことなど、知らなければならないことが山のようにあります。今はまだ分からないことだらけですが、毎日少しずつでも、動物に関する本を読んだり、テレビ番組を見たりして、知識を深める努力をしています。

中学校に入ったら、理科の勉強をもっと頑張りたいです。特に生物の分野は、将来の夢に直結すると思うので、楽しみながら学んでいきたいです。そして、動物に関するボランティア活動にも参加して、実際に動物たちと触れ合う経験をたくさん積みたいと考えています。

動物のお医者さんになる道は、決して簡単ではないと思います。でも、私はどんな困難があっても、この夢を諦めたくありません。動物たちの命を救い、飼い主さんの笑顔を守れる、そんな素敵な獣医さんになるために、これからも一歩一歩、前向きに進んでいきたいと思います。

例文3:感謝を伝えたい人

タイトル:「ありがとう、私の大好きな〇〇へ」

私には、今一番「ありがとう」を伝えたい人がいます。それは、いつも私を温かく見守ってくれたお母さんです。

お母さんは、毎日朝早くから美味しい朝ごはんを作ってくれたり、私が学校から帰ってくる頃には「おかえり!」と優しい声で迎えてくれたり、いつも私を一番に考えて、たくさんの愛情を注いでくれました。私が風邪をひいた時には、夜中でもずっとそばにいてくれて、一晩中看病してくれたこともありました。その時のお母さんの温かい手が、今でも忘れられません。

勉強でつまずいて自信をなくした時も、友達とケンカして落ち込んだ時も、お母さんはいつも私の話をじっと聞いてくれました。決して私の考えを否定せず、「よく頑張ったね」「あなたの気持ちもわかるよ」と優しく寄り添ってくれました。そして、いつも「大丈夫、あなたはできるよ」と背中を押してくれたおかげで、私はどんな時も前向きな気持ちでいられました。

私は少しわがままなところがあって、お母さんを困らせてしまうこともたくさんありました。でも、お母さんは一度も怒らずに、いつも笑顔で「大丈夫だよ」と言ってくれました。そんなお母さんの優しさに、私は何度も救われました。

お母さん、6年間本当にありがとう。お母さんがいなかったら、今の私はいないと思います。これからは、私が少しでもお母さんを支えられるように、お手伝いを頑張ったり、もっと自分のことができるように努力したりしていきたいです。大好きなお母さんに、たくさんの感謝の気持ちを込めて。

これでバッチリ!卒業文集を魅力的にする+αのコツ

  • 五感を意識して書く: 「楽しかった」だけでなく、「どんな景色が見えたか」「どんな音が聞こえたか」「どんな匂いがしたか」など、五感を意識して書くと、より情景が伝わりやすくなります。
  • 具体的な数字を入れる: 「毎日〇時間練習した」「〇メートル走で〇秒を記録した」など、具体的な数字を入れると説得力が増します。
  • 比喩表現を使ってみる: 「時間はあっという間に過ぎ去った」「思い出は宝石のようだ」など、比喩表現を使うと文章に深みが出ます。
  • 正直な気持ちを書く: 失敗したことや悔しかったこと、苦手だったことなども正直に書くことで、人間味あふれる文章になります。
  • 笑顔で読み返せる文章に: 将来の自分や、友達、先生が読んだ時に、温かい気持ちになるような文章を目指しましょう。

まとめ:自分らしい卒業文集で最高の締めくくりを

小学校の卒業文集は、一生の宝物になる大切なものです。完璧な文章を目指すよりも、自分の素直な気持ちや、心に残った出来事を自分らしい言葉で表現することが一番大切です。今回ご紹介したコツや例文を参考に、あなただけの素敵な卒業文集を完成させて、小学校生活の最高の締めくくりにしてくださいね。

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