【これで安心】結婚式の招待状の書き方マナー完璧ガイド!宛名から文面まで

 

結婚が決まって、まず最初の大仕事の一つが「結婚式の招待状の準備」ですよね。「マナーが難しそう」「書き方を間違えたらどうしよう」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

でもご安心ください!この記事を読めば、結婚式の招待状の基本から、宛名や文面の書き方、返信はがきでのマナーまで、一通り完璧に理解できます。大切なゲストに失礼なく、心からの感謝を伝えられる招待状を作成しましょう。

1. 招待状の基本構成をチェック!

結婚式の招待状は、いくつかのパーツで構成されています。それぞれの役割を知っておくと、準備がスムーズになりますよ。

  • 本状(招待状本体): 結婚式の日時、場所、新郎新婦の名前、差出人(新郎新婦、または両家親)などが書かれたメインの用紙です。
  • 返信はがき: ゲストが出欠を知らせるためのハガキです。
  • 会場案内図: 会場までの地図やアクセス方法が記されています。
  • 付箋(ふせん): 挙式への列席をお願いする、スピーチや余興の依頼、主賓・乾杯のお願いなど、一部のゲストにのみ伝える個別のお願い事を記載する小さなカードです。
  • 封筒: これらすべてをまとめる外側の袋です。

2. 招待状の「文面」書き方マナー

招待状の文面には、決まった形式やマナーがあります。句読点を使わない、重ね言葉を避けるなど、日本の伝統的な慣習に沿って作成しましょう。

2-1. 時候の挨拶と主文

文頭には、送る時期に合わせた「時候の挨拶」を入れます。その後、結婚の報告と挙式・披露宴へのお招きの言葉を続けます。

【文例】

拝啓

〇〇の候 皆様にはいよいよご清祥のこととお慶び申し上げます

(※「〇〇の候」は季節に合わせた言葉に置き換える。例:〇月なら「初夏の候」など)

このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました

つきましては 日頃お世話になっております皆様に感謝の気持ちをお伝えしたく

ささやかながら披露宴を催したく存じます

ご多忙中まことに恐縮ではございますが ぜひご出席くださいますようご案内申し上げます

敬具

2-2. 日時・場所の記載

挙式・披露宴の日時と場所は、見やすく正確に記載します。

【記載例】

日時:〇年〇月〇日(〇)〇時〇分

場所:〇〇(会場名)

(会場の住所や連絡先も記載すると親切です)

以上

2-3. 発起人・差出人名

招待状の差出人は、新郎新婦の名前、または両家親の名前(連名)で記載します。親が主催の場合は親の名前を先に、新郎新婦が主催の場合は新郎新婦の名前を先に書くのが一般的です。

【記載例:両家親が差出人の場合】

〇〇県〇〇市〇〇一丁目二番三号

田中 太郎

鈴木 花子

【記載例:新郎新婦が差出人の場合】

〇〇県〇〇市〇〇四丁目五番六号

新郎 〇〇 〇〇

新婦 〇〇 〇〇

2-4. 返信のお願い

返信はがきの期日を明確に記載します。

【記載例】

お手数ではございますが ご都合のほどを

〇月〇日までに同封のはがきにてご一報くださいますようお願い申し上げます

3. 招待状の「宛名」書き方マナー

招待状の宛名書きは、ゲストへの敬意を示す大切な部分です。手書きが基本ですが、業者に依頼することも可能です。

3-1. 住所の書き方

  • 郵便番号は正確に記載します。
  • 都道府県名から省略せずに正式名称で書きます。「東京都」「神奈川県」など。
  • 番地やマンション名も省略せず、「〇丁目〇番地〇号」「〇〇マンション〇〇号室」と記載します。

3-2. 名前と敬称

  • フルネームで記載します。
  • **「様」**をつけます。会社の上司や恩師などには「様」を使用し、部署名や役職は名前の前に小さく記載します。(例:〇〇部 部長 〇〇様)
  • 夫婦で招待する場合は、連名でそれぞれの名前に「様」をつけます。(例:〇〇 太郎様 〇〇 花子様)
  • ご家族で招待し、お子さんの名前も入れる場合は、「お子様」の敬称も忘れずに。

4. 返信はがきの書き方マナー

返信はがきにも、ゲストに配慮したマナーがあります。

4-1. 宛名面

  • 新郎新婦の住所と氏名を記載します。
  • 氏名の後には**「行」または「宛」**と記載し、ゲストが二重線で消して「様」に書き換える形にします。

4-2. 返信面

  • 「御出席」「御欠席」の「御」や「御芳名」「御住所」の「御芳」をゲストが二重線で消せるようにしておきます。
  • メッセージ欄を設けておくと、ゲストからの温かいお祝いの言葉を受け取れます。

5. 招待状を送るタイミング

招待状は、挙式の約3ヶ月前には投函できるよう準備を進めるのが一般的です。ゲストが出欠を判断し、予定を調整する時間を十分に与えるためです。返信はがきは、挙式の1ヶ月~1ヶ月半前を締め切りに設定しましょう。

まとめ:感謝の気持ちを込めて、最高の招待状を

結婚式の招待状は、お二人の結婚を正式に報告し、大切なゲストに感謝の気持ちを伝える最初の「おもてなし」です。マナーを守りつつも、お二人の個性や感謝の気持ちが伝わるような、心を込めた招待状を作成してくださいね。

これで、あなたの招待状準備は完璧です!

このブログの人気の投稿

大きな荷物もこれで安心!佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅配便」を徹底解説

英検S-CBTの合否発表、いつわかるの?

定年退職祝いのメッセージ文例集:贈る相手別に心温まる言葉を届けよう