😱 服や靴についたガム、もう怖くない!ベタベタ汚れをキレイに取る方法6選
「あちゃー! せっかくの服にガムが…」「靴の裏にガムがついてベタベタする!」
道端でうっかり踏んでしまったり、ポケットに入れたまま洗濯してしまったり…服や靴にガムがついてしまうと、あのネバネバとした感触と、なかなか取れない頑固な汚れにうんざりしますよね。ゴシゴシ擦ると余計に広がるし、諦めるしかないのかな…なんて思ってしまうことも。
でも、大丈夫です! ガムの特性を知れば、家にある意外なものを使って、驚くほどキレイに剥がし取ることができるんです。今回は、服や靴についたガムを効果的に除去する6つの方法を、詳しくご紹介します。これを読めば、もうガムの汚れに悩むことはありませんよ!
ガムを効果的に取るための基本
ガムを効果的に取るには、以下の2つのポイントが重要です。
冷やして固める: ガムは冷やすと硬くなり、粘着力が弱まります。この特性を利用するのが、最も一般的な方法です。
油分や溶剤で溶かす: ガムの成分を溶かす作用のあるものを使うと、粘着力が失われ、剥がしやすくなります。
これらの原理を理解して、状況に合わせた方法を選びましょう。
1. 冷やして固める「氷」と「冷凍庫」
最も手軽で効果的な方法です。
1-1. 氷で冷やす
用意するもの: 氷、ビニール袋(またはラップ)、ヘラやスプーン
方法:
ガムがついた部分に氷を直接当てるか、ビニール袋に入れた氷を密着させ、ガムをしっかり冷やし固めます。
ガムがカチカチに硬くなったら、ヘラやスプーンなどで、生地を傷つけないように優しく削り取ります。
ポイント: ガムが完全に硬くなるまでしっかりと冷やすのが成功の秘訣です。
1-2. 冷凍庫に入れる
用意するもの: 冷凍庫
方法:
ガムがついた服や靴をビニール袋に入れ、ガムがついている部分が袋に触れないように、そのまま冷凍庫に入れます。
数時間〜半日ほど置いて、ガムが完全に凍りつくまで冷やします。
取り出したらすぐに、手でポロポロと剥がすか、ヘラで削り取ります。
ポイント: 服全体を冷凍するのが難しい場合は、ガムがついた部分だけをビニール袋に入れて冷やしてもOKです。
2. 身近な「油分」で剥がす
ガムの油分を溶かして剥がしやすくする方法です。
2-1. ピーナッツバターやバター
用意するもの: ピーナッツバター(またはバター)、ティッシュ、古歯ブラシ、中性洗剤
方法:
ガムの上にピーナッツバター(またはバター)をたっぷり塗りつけ、ガムとしっかり絡ませます。油分がガムの粘着力を弱めます。
5分ほど置いたら、古歯ブラシなどで優しくこすり、ガムを剥がし取ります。
ガムが取れたら、残った油分をティッシュで拭き取り、中性洗剤でしっかり洗い流します。
ポイント: 服の素材によっては油染みが残る可能性があるので、目立たない場所で試してから行いましょう。
2-2. オリーブオイルやサラダ油
用意するもの: オリーブオイル(またはサラダ油)、ティッシュ、古歯ブラシ、中性洗剤
方法:
ガムの周りや上に、少量のオリーブオイルやサラダ油を塗布し、指で優しくなじませてガムに浸透させます。
ガムが柔らかくなってきたら、古歯ブラシなどで優しくこすり、剥がし取ります。
残った油分とガムのカスをティッシュで拭き取り、中性洗剤で洗い流します。
ポイント: こちらも油分なので、衣類の素材によっては染みになる可能性に注意が必要です。
3. 「溶剤」で分解して落とす
ガムの成分を分解する作用のあるものを使う方法です。
3-1. 除光液(アセトン入り)
用意するもの: アセトン入りの除光液、綿棒、ティッシュ、中性洗剤
方法:
ガムがついた部分の目立たない箇所に除光液を少量つけ、変色や生地を傷めないかパッチテストを行います。
問題なければ、綿棒に除光液を含ませ、ガムの周りから中心に向かって優しくポンポンと叩くようにつけます。
ガムが溶けて柔らかくなってきたら、ティッシュなどで拭き取ります。
ガムが取れたら、すぐに中性洗剤で洗い流します。
ポイント: アセトンは強力なので、色柄物やデリケートな素材には使用しないでください。ゴム製品やプラスチックにもダメージを与える可能性があるので、靴のソール部分などへの使用も注意が必要です。
3-2. アルコール(エタノール)
用意するもの: 消毒用エタノール(アルコール濃度70%以上)、ティッシュ、古歯ブラシ、中性洗剤
方法:
ティッシュや布にエタノールを含ませ、ガムのついた部分に優しく押し当てます。
ガムが柔らかくなってきたら、古歯ブラシなどで優しくこすり取ります。
ガムが取れたら、中性洗剤で洗い流します。
ポイント: 除光液よりは刺激が少ないですが、素材によっては色落ちや変質のリスクがあるため、目立たない場所で試してから使用しましょう。
ガムをキレイに取るための注意点
擦りすぎない: ガムを無理に擦ると、繊維の奥に入り込んだり、広範囲に広がったりして、かえって取れにくくなります。
パッチテストをする: 特に油分や溶剤を使用する場合は、必ず目立たない場所で試してから行いましょう。
素材を確認する: デリケートな素材(シルク、ウールなど)や、特殊加工された製品(防水加工など)は、専門のクリーニング店に相談するのが最も安全です。
残ったシミに注意: ガムは取れても、色素や油分が残ってシミになることがあります。その場合は、通常のシミ抜き処理を行ってください。
まとめ:諦めずに適切な方法でガムを撃退!
服や靴にガムがついてしまうと、本当に困ってしまいますよね。しかし、今回ご紹介した「冷やして固める」「油分で溶かす」「溶剤で分解する」という原理に基づいた方法を試せば、ほとんどのガム汚れはきれいに除去できます。
焦らず、落ち着いて、状況に合った最適な方法を選んでください。そして、もしご自身での対処が難しいと感じたら、無理せずクリーニング店や修理専門店に相談することも大切です。
これで、もうガムの汚れも怖くない! 快適な毎日を送りましょう!