迷わない!結婚式のお呼ばれコート、おしゃれマナー完全ガイド
結婚式にお呼ばれしたけれど、「どんなコートを着ていけばいいの?」「会場に着いたらどうすればいいの?」と、コートに関する疑問は尽きませんよね。特にマナーが気になる結婚式では、失敗したくないもの。
このページでは、結婚式のゲストとしてふさわしいコートの選び方から、知っておきたいマナー、そして会場でのスマートな振る舞いまで、とことん詳しく解説します!これさえ読めば、もう迷うことはありません。自信を持って結婚式を楽しんでくださいね。
結婚式にコートは必要?季節別・必須度チェック
「そもそもコートって必要なの?」という疑問をお持ちの方もいるかもしれませんね。基本的には、屋外での移動や防寒対策としてコートは必要です。季節によって選び方や重要度が変わるので、まずはそこから見ていきましょう。
春(3月~5月): まだ肌寒い日もあるため、薄手のスプリングコートやトレンチコートがあると安心です。昼間は暖かくても、朝晩の冷え込みに備えましょう。
夏(6月~8月): 基本的にコートは不要ですが、冷房対策として羽織もの(ストールやボレロなど)があると便利です。屋外での移動が多い場合は、日差し対策も兼ねた薄手のカーディガンなども良いでしょう。
秋(9月~11月): 気温が下がり始めるため、トレンチコートや軽めのウールコートなどが必要になります。特に10月下旬以降はしっかりとした防寒対策を。
冬(12月~2月): 防寒対策として、厚手のコートが必須です。ダウンコートやファーコートなど、暖かい素材を選びましょう。
結婚式の「NGコート」とは?避けるべき素材とデザイン
結婚式はフォーマルな場なので、カジュアルすぎるコートや、新郎新婦よりも目立つようなコートは避けるのがマナーです。
NG素材:
カジュアルすぎる素材: ダウンコート、Pコート、モッズコート、デニムジャケット、レザージャケットなど。普段着感の強い素材は避けましょう。
殺生をイメージさせる素材: リアルファー(動物の毛皮)は、動物愛護の観点から避けるのが一般的です。フェイクファーであれば問題ありませんが、華美になりすぎないデザインを選びましょう。
NGデザイン・色:
派手すぎる色・柄: 主役は新郎新婦です。全身を覆うコートが派手すぎると、場にそぐわない印象を与えてしまいます。
カジュアルなデザイン: フード付きのコート、極端にオーバーサイズのコート、スポーツテイストの強いデザインなどは避けましょう。
白系のコート: 白は花嫁の色なので、全身白のコーディネートはNGです。コートも白は避けるのが無難です。
マナーを守ってエレガントに!結婚式にふさわしいコートの選び方
では、どんなコートを選べば良いのでしょうか?上品で結婚式にぴったりのコートをご紹介します。
素材は上品なものを:
ウール、カシミヤ: 冬場の防寒に最適です。上質な素材感がフォーマルな場にふさわしいでしょう。
ポリエステル、レーヨンなどの合成繊維: 光沢感のあるものや、ハリのある素材であれば上品に見えます。春や秋に活躍します。
トレンチコート: 定番のフォーマルコートとして、オールシーズン活躍します。撥水加工が施されているものだと、急な雨にも対応できます。
色は落ち着いたものを:
定番カラー: ブラック、ネイビー、グレー、ベージュなどがおすすめです。どんなドレスにも合わせやすく、上品な印象を与えます。
上品なニュアンスカラー: ライトグレー、オフホワイト(花嫁とかぶらない程度に)、くすみピンク、深みのあるグリーンやブルーなども良いでしょう。
デザインはシンプルで上品に:
ステンカラーコート、チェスターコート: フォーマルな装いにぴったりな定番デザインです。すっきりとしたシルエットが上品さを際立たせます。
ノーカラーコート: 首元がすっきりとしており、アクセサリーやドレスのデザインを邪魔しません。エレガントな印象を与えます。
丈: ドレスの裾が隠れるくらいの丈を選ぶと、よりフォーマルな印象になります。ロング丈であれば、防寒性も高まります。
知っておきたい!結婚式でのコートのマナーと振る舞い
コート選びだけでなく、会場でのマナーも重要です。スマートに振る舞い、新郎新婦や他のゲストに不快な思いをさせないようにしましょう。
会場に入る前に脱ぐ:
結婚式場や披露宴会場の「建物に入る前」にコートを脱ぐのがマナーです。玄関やロビーで着たままでいるのは避けましょう。
受付で慌てて脱ぐことのないよう、会場の外で余裕を持って脱いでおくとスマートです。
脱いだコートは丁寧にたたむ:
裏地を表にして四つ折りにするなど、シワにならないように丁寧にたたみましょう。
たたんだコートは、腕にかけるか、手提げ袋などに入れて持ち運ぶとスマートです。
クロークに預ける:
会場に着いたら、まずクロークにコートを預けましょう。荷物になりますし、席に置くのもマナー違反です。
クロークが混雑している場合でも、焦らず順番を待ち、笑顔で対応しましょう。
食事中や披露宴中は着用しない:
会場内や披露宴中は、コートを着ることはありません。防寒着としてではなく、あくまで移動中の防寒具と認識しましょう。
寒がりの方は、ドレスの上に羽織れるストールやボレロ、カーディガンなどを別に用意しておくと安心です。
どんなドレスにも合わせやすい!おすすめのコートカラー
迷ったら、以下のカラーを選べば間違いなしです。
ブラック: フォーマルシーンの定番色。どんなドレスにも合わせやすく、上品にまとまります。
ネイビー: ブラック同様に、落ち着いた印象を与えます。光の当たり方で表情が変わるのも魅力です。
グレー: 明るいトーンのグレーは、顔周りを明るく見せてくれます。重くなりすぎず、おしゃれな印象に。
ベージュ: 優しい雰囲気で、女性らしい印象を与えます。春先の結婚式にもぴったりです。
まとめ:コートも「おもてなし」の心で選ぼう
結婚式のコートは、単なる防寒具ではありません。ゲストとして新郎新婦を祝福する気持ちや、フォーマルな場への敬意を示す大切なアイテムでもあります。
このページでご紹介したポイントを押さえれば、あなたはもう結婚式のコート選びで迷うことはありません。マナーを守りつつ、おしゃれで自分らしい一着を選んで、大切な方々の門出を心ゆくまでお祝いしてくださいね!