ゴキブリさんの死骸、どうしたらいいの?触らず安全に処理する方法
「ギャー!ゴキブリが出た!」そして、戦いの末に…「あぁ…死骸が…どうしよう!?」
ゴキブリの死骸を見つけてしまった時、その処理に困る方は多いですよね。見た目の問題だけでなく、衛生面も気になりますし、直接触るのはどうしても抵抗があるものです。でも、正しい方法を知っていれば、安全かつ簡単に処理できますよ。
この記事では、ゴキブリの死骸を触らずに安全に処理する方法と、処理後の注意点について詳しく解説します。もうゴキブリの死骸に怯える必要はありません。
なぜゴキブリの死骸を放置してはいけないの?
処理に困って放置してしまいがちですが、ゴキブリの死骸をそのままにしておくのはいくつかのリスクがあります。
1. 衛生的な問題
ゴキブリは雑菌だらけの場所を好み、病原菌を運ぶ可能性があります。その死骸にも菌が付着している可能性があり、そのままにしておくと食中毒菌などを撒き散らす原因になることがあります。
2. 害虫の発生源になる
ゴキブリの死骸は、ダニやチャタテムシといった他の害虫のエサになることがあります。特に、死骸を放置することでそれらの害虫を呼び寄せ、さらなる害虫問題を引き起こす可能性があります。
3. 別のゴキブリを呼び寄せる可能性
ゴキブリの死骸からは、フェロモンが放出されることがあります。このフェロモンが、他のゴキブリを呼び寄せてしまう原因になるという説もあります。特に卵を持っているメスの死骸であれば、そこから孵化してしまう可能性もゼロではありません。
4. 見た目の不快感
何よりも、室内にゴキブリの死骸があるのは非常に不快ですよね。精神衛生上も良くありません。
触らず安全に処理!ゴキブリの死骸の片付け方
それでは、いよいよ具体的な処理方法です。直接触れることなく、安全に片付けましょう。
1. 準備するもの
使い捨ての手袋: ゴム手袋やビニール手袋など。直接触れないためにも必ず用意しましょう。
厚手のティッシュペーパー、キッチンペーパー、新聞紙など: 死骸を包み込むために使います。
使い捨ての割り箸、トング、ガムテープなど: 直接触れずに死骸をつかむ、あるいは貼り付けて回収するために使います。
アルコールスプレーや除菌スプレー: 処理後の除菌に使います。
ビニール袋(できれば二重): 死骸を捨てるための袋。
ほうきとちりとり(場合によっては): 叩き潰してしまった場合など、細かくなった死骸を回収するのに便利です。
2. ゴキブリの死骸の回収方法
いくつか方法がありますが、やりやすい方法を選んでください。
方法1:厚手の紙や新聞紙で包み込む
使い捨ての手袋をはめます。
厚手のティッシュペーパーやキッチンペーパー、新聞紙などを数枚重ねて用意します。
それらの紙で、ゴキブリの死骸を直接包み込むようにして回収します。潰さないように優しく包むのがポイントです。
包んだら、すぐにビニール袋に入れます。
方法2:割り箸やトングでつかむ
使い捨ての手袋をはめます。
割り箸やトングを使って、ゴキブリの死骸を直接つかみます。
つかんだら、そのままビニール袋に入れます。
方法3:ガムテープや粘着クリーナーで貼り付ける
使い捨ての手袋をはめます。(任意ですが、念のため)
ガムテープの粘着面を外側にして手に巻き付けるか、粘着クリーナー(コロコロ)を使って、ゴキブリの死骸を上から貼り付けて回収します。
回収したら、粘着面を内側にして折りたたむか、すぐにビニール袋に入れます。
【注意】: 叩き潰してしまった場合など、死骸が細かくなっている場合は、この方法が便利です。
3. 処理後の除菌と廃棄
死骸を回収した場所を、アルコールスプレーや除菌スプレーでしっかりと拭き取ります。雑菌を除去するだけでなく、残ったフェロモン対策にもなります。
回収した死骸を入れたビニール袋は、しっかりと口を縛り、可燃ゴミとして捨てましょう。できれば他のゴミとは別に、すぐに外のゴミ箱に出すのがおすすめです。
死骸処理後のプラスアルファ対策
死骸を処理したからといって、安心はできません。さらなる対策を行いましょう。
1. ゴキブリ対策を強化する
死骸が出たということは、他にもゴキブリが潜んでいる可能性が高いです。
くん煙剤や毒エサ: 隠れているゴキブリを駆除するために、これらの対策を検討しましょう。
侵入経路の封鎖: 換気扇の隙間、排水溝、エアコンのドレンホースなど、ゴキブリの侵入経路になりそうな場所を塞ぎましょう。
清潔な環境維持: エサになる食べカスや生ゴミを放置せず、水気をこまめに拭き取るなど、ゴキブリが寄り付かない環境を保つことが最も重要です。
2. 徹底的な掃除
死骸があった場所だけでなく、その周辺や、ゴキブリが出入りしそうな場所(キッチンの隙間、冷蔵庫の裏など)も、念入りに掃除しましょう。
まとめ:正しい知識と方法で、ゴキブリの死骸をスマートに処理!
ゴキブリの死骸は、見た目だけでなく衛生面でも放置すべきではありません。直接触ることに抵抗があるのは当然ですが、使い捨ての手袋や割り箸、ガムテープなどの道具を使えば、安全かつ簡単に処理できます。
死骸を片付けた後は、必ず除菌を行い、さらなるゴキブリの発生を防ぐための対策を徹底しましょう。正しい知識と方法で、ゴキブリのいない清潔で快適な環境を保ってくださいね。
もし、この記事を読んでいるあなたがまさにゴキブリの死骸に直面しているなら、深呼吸して、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください。