両家顔合わせを盛り上げる「しおり」の作り方と内容【完全ガイド】
結婚に向けて、両家が初めて顔を合わせる「顔合わせ」。ちょっぴり緊張する場だからこそ、「何か特別な工夫で、もっと和やかに、楽しく過ごしたいな」と考えている方も多いのではないでしょうか?そんな時に大活躍するのが、手作りの「しおり」です!
顔合わせのしおりは、単なる進行表ではありません。お互いの家族のことを知るきっかけになったり、会話のきっかけになったりする、まさに**「おもてなしの心」が詰まったアイテム**です。
この記事では、両家顔合わせのしおりをどうやって作るか、どんな内容を盛り込めば良いか、そして作成のポイントまで、初めての方でも分かりやすく徹底解説します。この一冊で、顔合わせがもっと素敵な思い出になりますように!
なぜ「しおり」を作るの?顔合わせを成功させるメリット
「しおりなんて必要なのかな?」と思う方もいるかもしれませんが、顔合わせのしおりには、想像以上にたくさんのメリットがあります。
1. 場の雰囲気が和やかになる
初対面で緊張しがちな雰囲気を、手作りのしおりが和ませてくれます。共通の話題が見つかりやすくなり、会話のきっかけ作りにも役立ちます。
2. お互いの家族紹介がスムーズに
あらかじめ家族構成や趣味などを紹介しておくことで、「どんな人だろう?」という疑問が解消され、当日スムーズに会話が弾みます。
3. 話のきっかけやネタになる
「〇〇さんの趣味、私も好きなんです!」「こんなお仕事されてるんですね!」など、しおりに書かれた情報から自然と会話が広がります。
4. 当日の流れが分かり安心感がある
「次はどんな話をするんだろう?」という不安が解消され、参加者全員がリラックスして臨めます。時間配分も把握しやすくなります。
5. 記念品として思い出に残る
二人の気持ちがこもった手作りのしおりは、顔合わせが終わった後も、大切な思い出の品として手元に残すことができます。
どんな内容を書く?しおりに盛り込むべき項目とポイント
しおりに書く内容は自由ですが、顔合わせをスムーズに、そして楽しく進めるためにぜひ盛り込みたい項目があります。
1. 表紙:顔合わせのテーマを表現
タイトル: 「両家顔合わせのしおり」「〇〇家・△△家 顔合わせの会」など
日付・場所: 顔合わせの年月日と会場名
新郎新婦の名前: 名字を連名で記載
イラストや写真: 二人の雰囲気や、顔合わせへの想いが伝わるようなイラストや写真(前撮り写真なども素敵です)
2. はじめに:感謝と開会の挨拶
ご挨拶: 来てくれたことへの感謝の気持ち、顔合わせを楽しみにしていたことなど。
(例:「本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。皆様のおかげでこの日を迎えることができました。」)
自己紹介ページへの誘導: この後、家族紹介があることを伝えます。
3. 家族紹介:親睦を深めるメインコンテンツ!
一人ひとりの顔写真(必須ではありませんが、あると印象に残りやすいです)と一緒に、簡単な紹介文を添えましょう。
氏名(ふりがな)
本人から見た関係性(例:新郎の父、新婦の母など)
簡単な自己紹介:
性格や人柄(例:いつも笑顔で明るい、穏やかで優しいなど)
趣味や特技(例:ゴルフ、旅行、料理、読書など。会話のきっかけになります!)
好きなもの(食べ物、動物など)
休日の過ごし方
一言コメント: 家族へのメッセージや、顔合わせへの意気込みなど。
【ポイント】
書き方は統一: 敬語にするか、親しみやすい言葉遣いにするか、事前に二人で決めておきましょう。
バランスよく: 長文になりすぎず、簡潔にまとめるのがおすすめです。
情報量に注意: あまりにも個人的すぎる情報や、触れられたくない可能性のある内容は避けましょう。
4. 二人のプロフィール:馴れ初めや思い出
新郎新婦二人のことをより深く知ってもらうためのページです。
二人の紹介: 名前、生年月日、出身地、現住所など
馴れ初め: いつ、どこで出会い、どのように交際に発展したか。
思い出の写真: デート中の写真や、プロポーズの瞬間の写真など。
お互いの好きなところ: 照れくさいですが、お互いへの愛情が伝わり、和やかな雰囲気に。
将来の夢や目標: どんな家庭を築きたいか、二人の未来像を共有します。
5. 今後の予定:両家で共有
顔合わせ後の、結婚準備の具体的なスケジュールを共有することで、両家が協力しやすくなります。
結納の有無と時期(行う場合)
入籍の予定日
結婚式の予定: 日程、場所(仮でもOK)、どんな結婚式にしたいかなど
新居について
その他:旅行、引っ越しなど
6. お品書き・メニュー表(任意)
会食形式の場合、当日のメニューを載せておくと親切です。アレルギーがある場合にも役立ちます。
7. おわりに:感謝の気持ちを改めて伝える
締めのご挨拶: 今日という日への感謝と、これからも末永くよろしくお願いします、という気持ちを伝えます。
(例:「本日は大変楽しいひとときを過ごすことができました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。」)
連絡先: 二人の連絡先を記載しておくと、今後スムーズに連絡が取れます。
しおり作成のポイントと注意点
いざしおりを作る際の、具体的なポイントと注意点です。
1. 誰が作るか?分担は?
基本的には新郎新婦の二人が協力して作るのがおすすめです。お互いの家族の情報を聞き出し、一緒に作成することで、二人の共同作業にもなり、思い出になります。
2. デザインと形式
手作り感: 温かみのある手書きや、シンプルなデザインが人気です。
テンプレート活用: デザインに自信がない方は、無料のテンプレートを活用するのも良いでしょう。
サイズ: A5サイズが一般的で、持ち運びやすく、見やすいです。
印刷: 自宅のプリンターでも可能ですが、きれいに仕上げたい場合はコンビニのネットプリントや専門業者に依頼するのもおすすめです。
3. 部数と渡し方
部数: 各家族に1冊ずつ(両親、本人、兄弟姉妹など、参加者の人数分)と、予備を数冊用意しておくと安心です。
渡し方: 顔合わせが始まる前、席に着いたタイミングで「本日はよろしくお願いします」という挨拶と共に手渡しするのがスマートです。
4. 事前に情報共有を!
しおりに載せる家族の写真は、必ず事前に本人に許可を取ってから使用しましょう。また、紹介文の内容も、誤解が生じないように本人に確認してもらうと安心です。
5. 完璧を目指しすぎない
手作りのしおりは、温かい気持ちが伝わることが一番大切です。凝りすぎず、二人の感謝の気持ちが伝わる内容にすることを優先しましょう。多少の不器用さも、手作り感として喜ばれるものです。
まとめ:しおりで最高の顔合わせを!
両家顔合わせのしおりは、初めて顔を合わせる緊張感を和らげ、お互いの理解を深めるための素晴らしいツールです。二人の感謝の気持ちや、これからの未来への希望を込めて作るしおりは、きっと参加者全員の心に残る、大切な記念品となるでしょう。
この記事を参考に、ぜひあなたらしい素敵な顔合わせのしおりを作成し、最高の思い出となる一日を過ごしてくださいね!