【DVD処分】燃えるゴミ?大量処分もOK?分別方法を徹底解説!
「見なくなったDVD、どうやって捨てればいいんだろう…?」「これって燃えるゴミでいいの?」「大量にあるんだけど、一気に処分できる?」
自宅に溜まったDVDやCD、ブルーレイディスク(BD)などのメディア類は、いざ処分しようとすると意外と迷ってしまいますよね。自治体によって分別方法が異なったり、大量にある場合の捨て方に困ったりすることも多いのではないでしょうか。
今回は、DVD・CD・BDの適切な処分方法から、大量に処分したい場合の選択肢、注意点まで、あなたの疑問を解消するために徹底的に解説します。賢く、環境に配慮した処分方法を見つけましょう!
DVD・CD・BDは何ゴミ?基本的な分別ルール
まず、DVD・CD・BDの素材と、それに伴う基本的な分別ルールを確認しましょう。
主な素材はプラスチック
DVD、CD、BDのディスク本体は、主にポリカーボネートというプラスチックの一種で作られています。これは、透明度が高く、衝撃に強い特性を持つ素材です。
各自治体のルールを確認!
メディア類の分別は、残念ながら**全国一律ではありません。**多くの自治体では「プラスチックゴミ」や「燃えるゴミ(可燃ゴミ)」に分類されていますが、一部では「燃えないゴミ(不燃ゴミ)」や「資源ゴミ(プラスチック製容器包装以外)」として回収される場合もあります。
お住まいの自治体のホームページを確認するか、直接問い合わせて確認することが最も確実です。
【一般的な傾向】
プラスチックゴミ(資源ゴミ): プラスチックごみとして分別回収している自治体の場合。専用の回収袋や回収ボックスに入れる。
燃えるゴミ(可燃ゴミ): プラスチック類を燃えるゴミとして処理している自治体の場合。
燃えないゴミ(不燃ゴミ): プラスチック類を不燃ゴミとしている自治体の場合、または金属などが混ざっていると判断される場合。
ケースや歌詞カード、ジャケットはどうする?
ディスク本体だけでなく、付属するケースや歌詞カード、ジャケットなども適切に分別する必要があります。
プラスチックケース:
ポリプロピレン(PP)製: 半透明で柔らかい素材。多くの自治体で「プラスチックゴミ」または「燃えるゴミ」。
ポリスチレン(PS)製: 透明で割れやすい素材。多くの自治体で「プラスチックゴミ」または「燃えるゴミ」。
こちらも自治体のルールを確認してください。ケースとディスクを一緒に捨てられる場合もあれば、分別が必要な場合もあります。
紙製のジャケット・歌詞カード:
基本的に「燃えるゴミ(可燃ゴミ)」または「資源ゴミ(雑誌・紙類)」として回収されます。
プラスチックと紙を分別して出す必要がある場合が多いです。
シュリンク(外側の透明なフィルム):
「プラスチックゴミ」または「燃えるゴミ」として回収されます。
分別に迷ったら、まずは「燃えるゴミ」として出しても良いケースが多いですが、念のため自治体の指示に従いましょう。
大量処分したい場合はどうする?
数枚なら通常ゴミとして出せても、引越しやコレクション整理で大量のDVD・CDを処分したい場合、どのようにすれば良いのでしょうか?
1. フリマアプリ・ネットオークションで売る
メリット: まだ価値のあるものなら、処分費用がかからず、お小遣い稼ぎにもなります。
デメリット: 出品の手間がかかる、売れるまでに時間がかかる、送料や手数料がかかる場合がある。大量だと一つ一つ出品するのは大変。
2. 買取専門店に持ち込む・送る
メリット: 手間なくまとめて売却できる。専門知識のある店員が査定してくれる。
デメリット: 買取価格がつきにくいものもある、店舗まで持ち込む手間がある、宅配買取の場合送料がかかることも。
3. 不用品回収業者に依頼する
メリット: 大量のメディア類だけでなく、他の不用品もまとめて処分できる。運び出しの手間がない。
デメリット: 費用が高くなる傾向がある。悪質な業者もいるため、信頼できる業者選びが重要。
4. 自治体の粗大ゴミや資源回収に出す
自治体によっては、大量のプラスチックゴミやメディア類を「粗大ゴミ」として回収している場合があります。
イベントとして、特定の日にメディア類を資源回収している地域もあります。
メリット: 費用を抑えられる場合がある。自治体のルールに沿って処分できるため安心。
デメリット: 回収日が限られる、手数料がかかる場合がある。
処分する際の注意点
1. 個人情報の保護
パソコンのデータ用DVD-Rなど、個人情報が記録されているディスクを処分する場合は、必ずデータを完全に消去しましょう。
物理的に破壊する: ハサミで切る、専用のシュレッダーにかける、カッターで記録面を傷つけるなど、物理的に破壊するのが最も確実です。
データ消去ソフトを使用する: データ用ディスクの場合、専用のソフトでデータを上書き消去することも可能です。
2. レンタルDVD・CDは返却!
レンタルショップで借りたDVDやCDは、必ず期限内に返却しましょう。処分してしまうと弁償することになります。
3. 環境への配慮
プラスチック製であるメディア類は、環境負荷を低減するためにも、できるだけリサイクルに協力しましょう。リサイクルシステムがある自治体であれば、それに従って分別することが望ましいです。
まとめ:迷ったらまず自治体ルールを確認!
DVDやCD、BDの処分方法は、一見複雑に感じられますが、基本的には「お住まいの自治体の分別ルールを確認する」ことが最も重要です。その上で、枚数や内容に応じて、売却、買取、不用品回収など、最適な方法を選びましょう。
大切な個人情報の保護も忘れずに、環境に配慮しながら、不要になったメディア類をすっきりと処分して、お部屋をきれいに保ちましょう!