佐川急便の「着払い伝票」を徹底解説!受け取り方から支払いまで

 キャンプや登山、あるいは日常生活で、荷物を送ったり受け取ったりする際に便利なのが「着払い」ですよね。特に佐川急便の着払い伝票は、その特徴的な色で「あ、着払いだな」とすぐにわかります。今回は、佐川急便の着払い伝票について、受け取り方から支払い方法まで、詳しく解説していきます!


佐川急便の「着払い伝票」とは?

「着払い」とは、荷物を送る際に発生する送料を、荷物を受け取る人が支払うサービスのことです。佐川急便の着払い伝票は、この着払いサービスを利用する際に使われます。

特徴的な色と表記

佐川急便の着払い伝票は、一般的にピンク色をしています。伝票の左側中央にはっきりと「着払」と表記されているので、元払い(送料を送り主が支払う)伝票と間違える心配は少ないでしょう。

また、佐川急便の取扱店(コンビニなど)で手に入る「取次店伝票」の場合、着払い伝票はオレンジ色になっていることがあります。こちらも左側中央に「着払取次店」と記載されています。

どんな時に使われるの?

  • フリマサイトなど個人間の取引: 購入者に送料を負担してもらいたい場合によく利用されます。

  • 返送品: 商品を返品する際に、送料を受け取る側が負担する場合など。

  • 相手に送料を負担してもらう場合全般: 事前に相手の承諾を得ていれば、様々なシーンで活用できます。


着払い伝票はどこで手に入る?

着払い伝票は、以下の場所で手に入れることができます。

  • 佐川急便の営業所: 最寄りの営業所の窓口で受け取ることができます。

  • 佐川急便のセールスドライバー(集荷時): 集荷を依頼する際に、「着払い伝票を持ってきてほしい」と伝えれば、ドライバーが持ってきてくれます。

  • 佐川急便の取扱店: 一部のコンビニエンスストアなど、佐川急便の取扱店で入手できる場合があります(この場合はオレンジ色の取次店伝票が多いです)。


着払いで荷物を送る際のポイント(送り主向け)

着払いで荷物を送る側は、以下の点に注意しましょう。

  1. 必ず受取人の承諾を得る: 最も大切なのは、事前に受け取り側が送料を支払うことに同意しているか確認することです。承諾なしに送ってしまうと、受け取り拒否される可能性があります。もし受け取り拒否された場合、荷物は送り主のもとに返送され、返送分の送料も送り主が負担することになります

  2. 着払い伝票に記入: 着払い伝票に、送り主と受取人の情報、品名、サイズなどを正確に記入します。

  3. 料金は元払いと同額: 着払いだからといって送料が高くなることはありません。基本的には元払いと同じ料金体系です。料金は荷物のサイズや送る地域によって異なるので、事前に佐川急便のウェブサイトなどで確認しておきましょう。

  4. 持ち込み割引の活用: 佐川急便の営業所に荷物を直接持ち込むと、1個につき100円の割引が適用される場合があります。


佐川急便「着払い」の荷物を受け取る際の流れと支払い方法

ここからは、着払いの荷物を受け取る側の流れと、支払い方法について詳しく見ていきましょう。

受け取りの流れ

  1. 事前連絡: 荷物が到着する前に、佐川急便からお届け予定の連絡(電話やLINEなど)が来る場合があります。特に代金引換(e-コレクト®)と併用している場合は、事前に連絡が来ることが多いです。

  2. 配達員からの受け渡し: セールスドライバーが荷物を持って自宅(または指定場所)へ訪問します。

  3. 送料の支払い: 荷物を受け取る際に、送料を支払います。

  4. 受領サイン: 支払いと引き換えに、受領サインや印鑑を求められる場合があります。

支払い方法

佐川急便の着払い料金の支払い方法は、現金以外にも複数の選択肢があります。

  • 現金: 最も一般的な支払い方法です。

  • クレジットカード: 配達員が持参する決済端末機を使って、クレジットカードでの支払いが可能です。(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Dinersなど主要なカードが利用できます。)

    • ただし、電波状況が悪い場所や、荷送人が「現金決済のみ」を指定している場合は、クレジットカードが利用できないことがあります。

    • タッチ決済(コンタクトレス決済)には対応していません。(2025年7月現在)

  • デビットカード: 金融機関のキャッシュカードを使って、銀行口座から直接支払うことができます。暗証番号の入力が必要です。

  • QRコード決済(バーコード決済): PayPay、楽天ペイ、メルペイ、d払い、au PAYなど、主要なQRコード決済が利用可能です。Smart Codeにも対応しているため、幅広いコード決済が使えます。(2023年7月から対応)

【注意点】

  • 電子マネーは使えない: 残念ながら、Suicaやnanacoなどの電子マネーは、着払い料金の支払いには利用できません。(以前はQUICPayが使えましたが、2020年3月に終了しています。)

  • 代引と着払いの支払い方法の違い: 佐川急便の代金引換サービス「e-コレクト®」の場合、クレジットカードとデビットカードは利用できますが、QRコード決済は利用できません。一方で、単なる「着払い」の場合は、クレジットカード、デビットカード、QRコード決済のすべてが利用可能です。混同しないように注意しましょう。

置き配サービスについて

佐川急便では「置き配サービス」も提供していますが、着払いの荷物は原則として対面での受け渡しとなります。これは、その場で送料の支払いが必要になるためです。ただし、荷送人の意向や天候などの状況によっては、置き配を選択できない場合があるとのことなので、事前に確認しておくと安心です。


受け取り拒否はできる?その場合の注意点

「頼んだ覚えのない荷物が届いた」「送料を支払いたくない」などの理由で、着払いの荷物を受け取り拒否したい場合は、可能です。

受け取り拒否の方法

  1. 配達員に口頭で伝える: 荷物を受け取らずに、配達員に「受け取り拒否します」とはっきりと伝えましょう。

  2. 必要に応じて署名・捺印: 配達員によっては、その場で「受取拒否」の旨を記載した紙への署名や捺印を求められる場合があります。

受け取り拒否した場合の注意点

  • 荷物は送り主に返送される: 受け取り拒否された荷物は、送り主に返送されます。

  • 返送費用は送り主負担: その際の返送分の送料は、原則として送り主が負担することになります。

  • トラブルのリスク: 注文した覚えのない荷物であれば問題ありませんが、もし注文した商品であれば、ショップとの間でトラブルになる可能性があるので注意が必要です。特にフリマアプリなど個人間の取引では、事前に受け取り拒否の旨を送り主に連絡しておくのがマナーです。

佐川急便では、長期不在の場合も荷物保管期間は初回配達日を含む8日間(クール便は4日間)とされており、この期間を過ぎると送り主へ返送され、その際の往復送料が請求されることがあります。



佐川急便の元払い伝票を徹底解説!送り方も支払いもこれで完璧!




まとめ:佐川急便の着払い伝票を上手に活用しよう!

佐川急便の着払い伝票は、ピンク色(またはオレンジ色)で「着払」と明記されており、見た目にも分かりやすいのが特徴です。

  • 送る側: 事前に受取人の承諾を得ることが最も重要。送料は元払いと同額で、持ち込み割引も活用できる。

  • 受け取る側: 現金だけでなく、クレジットカード、デビットカード、QRコード決済(主要なサービス)で支払いが可能。置き配は原則不可。

  • 受け取り拒否: 可能だが、送り主に返送費用がかかるため、トラブルを避けるためにも事前に連絡するのが望ましい。

これらの情報を参考に、佐川急便の着払いサービスを賢く利用して、スムーズな荷物のやり取りを実現してくださいね!


トップページ

このブログの人気の投稿

大きな荷物もこれで安心!佐川急便の「飛脚ラージサイズ宅配便」を徹底解説

英検S-CBTの合否発表、いつわかるの?

定年退職祝いのメッセージ文例集:贈る相手別に心温まる言葉を届けよう