結婚式招待状の「切手」選びと貼り方で失敗しない!基本を徹底解説
結婚式の準備で、招待状はゲストに一番最初に届く大切なアイテムですよね。心を込めて選んだ招待状も、切手選びや貼り方を間違えてしまうと、失礼にあたったり、戻ってきてしまったりする可能性があります。
「どんな切手を選べばいいの?」「貼り方にマナーはある?」など、意外と知らない切手の基本。この記事では、結婚式招待状にふさわしい切手の選び方から、正しい貼り方、そして送る際の注意点までを徹底解説します。大切なゲストに失礼なく招待状を届けるためのヒントを見つけていきましょう!
招待状の切手選びで失敗しないための基本
結婚式の招待状は、受け取ったゲストがまず目にするもの。切手もその一部として、失礼のないように選びたいですよね。
1. 慶事用切手を選ぶのがマナー
結婚式の招待状には、一般的な普通切手ではなく、**「慶事用切手(けいじようきって)」**を選ぶのが正式なマナーです。
慶事用切手とは?: 鶴や松竹梅、寿の文字など、お祝い事にふさわしいデザインが施された切手です。郵便局で購入できます。
なぜ慶事用切手?: 普通切手(風景や動植物など)でも問題はありませんが、慶事用切手を使用することで、お祝いの気持ちや丁寧な心遣いが伝わります。
2. 料金に合った切手を選ぶ
送る招待状の重さによって、必要な切手の料金が変わります。不足していると、ゲストに迷惑をかけたり、招待状が戻ってきたりする原因になります。
定形郵便物(目安:重さ50g以内)
25g以内: 通常の招待状は多くの場合この範囲に収まります。(例:84円切手)
50g以内: 招待状に返信用ハガキや会場案内図など、同封物が多い場合は重くなる可能性があります。(例:94円切手)
定形外郵便物(重さ50gを超える場合や、サイズが大きい場合)
料金は重さによって細かく設定されています。
不安な場合は郵便局で確認: 招待状が完成したら、一度郵便局の窓口で正確な重さを測ってもらい、必要な切手料金を確認するのが確実です。
【ポイント】
返信用ハガキにも切手が必要: 返信用ハガキにも、ゲストが返信する際に必要な切手を貼っておくのがマナーです。通常は63円の慶事用切手を選びましょう。
料金不足に注意: 切手が不足していると、受け取ったゲストが不足分を支払うことになってしまいます。これは非常に失礼にあたるため、絶対に避けましょう。
切手の正しい貼り方と注意点
切手はただ貼ればいいわけではありません。見た目の美しさやマナーも意識しましょう。
1. 適切な位置に貼る
切手は、**封筒の「左上」**にまっすぐに貼るのが基本です。
縦長の封筒: 左上に縦長に貼ります。
横長の封筒: 左上に横長に貼ります。
【ポイント】
複数枚貼る場合: 複数枚貼る場合も、左上のスペースに収まるように、縦長であれば縦に並べて、横長であれば横に並べて貼ります。重ねて貼るのは避けましょう。
2. シワや汚れなく丁寧に貼る
シワなく貼る: シワや折れ目なく、きれいに貼り付けましょう。
汚れに注意: 切手を貼る手が汚れていないか確認し、切手や封筒を汚さないように注意しましょう。
水で濡らしすぎない: 切手の裏を濡らしすぎると、シワの原因になったり、粘着力が落ちたりすることがあります。
3. 失敗しないための具体的な貼り方
貼る位置を確認する: 事前にペンなどで薄く印をつけておくと、まっすぐに貼りやすいです。(ただし、目立たないように注意)
裏面を湿らせる: 切手の裏面にある糊部分を、軽く湿らせます。スポンジや濡らしたティッシュなどを使い、濡らしすぎないように注意しましょう。
しっかりと密着させる: 封筒の指定の位置に置き、指の腹などで上から優しく押さえ、空気が入らないようにしっかりと密着させます。
招待状を送る際の追加注意点
切手以外にも、招待状を送る上で気をつけたいポイントがあります。
投函前の最終チェック: 切手料金は合っているか、貼り忘れはないか、宛名に間違いはないかなど、投函前に必ず最終チェックを行いましょう。
ポスト投函か郵便局窓口か: 招待状の数が多い場合や、料金に不安がある場合は、郵便局の窓口から差し出すのがおすすめです。担当者が重さや料金を確認してくれるので安心です。
投函日: 大安や一粒万倍日など、縁起の良い日を選んで投函する人も多いです。ゲストの手元に届く時期も考慮して、余裕を持った日程で投函しましょう。
まとめ
結婚式の招待状の切手選びと貼り方は、ゲストへの感謝とおもてなしの気持ちを伝える大切なマナーの一つです。
慶事用切手を選び、適切な料金の切手を左上に丁寧に貼るのが基本です。返信用ハガキの切手も忘れずに貼りましょう。投函前には必ず最終チェックを行い、不安な場合は郵便局で確認することで、安心して大切な招待状をゲストに届けることができます。
細部まで心を配って、ゲストに喜ばれる素敵な招待状を完成させてくださいね!