【心からの「おめでとう」を伝えよう!】入籍祝いの渡し方&マナー完璧ガイド - 喜ばれるプレゼントの選び方
「大切な友人や家族が入籍するけど、どうお祝いすればいいの?」「入籍祝いって、結婚祝いと何が違うの?」「どんなプレゼントが喜ばれるのかな?」
結婚の報告を受けると、「おめでとう!」の気持ちでいっぱいになりますよね。特に「入籍しました」という知らせは、新しい人生のスタートを切ったお二人への、心からの祝福を伝えたい大切な瞬間です。しかし、いざお祝いしようとすると、「マナーはあるの?」「何を贈れば失礼にならない?」と、迷ってしまうことも。
この記事では、入籍祝いと結婚祝いの違いから、贈るタイミングや金額の相場、喜ばれるプレゼントの選び方、そして贈る際のマナーまで、あなたの疑問を分かりやすく徹底解説します。お二人の門出を、最高の形で祝福しましょう!✨
入籍祝いと結婚祝い、何が違うの?
まず、混同しやすい「入籍祝い」と「結婚祝い」の違いを明確にしておきましょう。
入籍祝い:
意味: 役所に婚姻届を提出し、戸籍上の夫婦となったことへのお祝いです。
贈るタイミング: 入籍の報告を受けてから1ヶ月以内が目安です。
対象: 結婚式を挙げない場合や、結婚式よりも前に入籍した場合に贈ることが多いです。結婚式に招待されている場合は、結婚祝いとして渡すのが一般的です。
結婚祝い:
意味: 結婚式や披露宴の開催、または新生活のスタートへのお祝いです。
贈るタイミング: 結婚式の1週間前までに贈るか、結婚式当日に持参(受付で渡す)のが一般的です。結婚式を挙げない場合は、新生活が落ち着いた頃に贈ることもあります。
対象: 結婚式に招待されている場合や、新生活を始めるお二人に対して贈ります。
【ポイント!】
**「入籍祝い」と「結婚祝い」は、基本的にどちらか一方を贈ります。**結婚式に招待されている場合は「結婚祝い」を、結婚式を挙げない・挙げたとしてもかなり先の場合は「入籍祝い」を贈る、と考えると分かりやすいでしょう。二重に贈る必要はありません。
入籍祝い、いつ渡す?金額の相場は?
入籍祝いを贈る際も、一般的なお祝いと同様に、いくつかのマナーがあります。
贈るタイミング 🗓️
基本は入籍報告から1ヶ月以内: お二人が入籍の報告をしてくれたら、できるだけ早くお祝いの気持ちを伝えましょう。報告を受けてから1ヶ月以内を目安に贈るのが一般的です。
直接会って渡すのがベスト: 可能であれば、直接会って「おめでとう」の言葉と共に手渡しするのが最も気持ちが伝わります。
郵送の場合: 遠方に住んでいる場合や、すぐに会えない場合は郵送でも問題ありません。その際は、メッセージカードを添えて、お祝いの言葉を伝えましょう。
金額の相場 💰
金額は、お相手との関係性によって異なります。
友人・同僚: 3,000円〜10,000円
兄弟・姉妹: 10,000円〜50,000円(ご祝儀と同等、または家電や家具などを共同で贈る場合も)
親戚: 10,000円〜30,000円
上司・部下: 3,000円〜5,000円
【注意点!】
割り切れる数字は避ける: 「2(別れる)」や「4(死)」など、縁起が悪いとされる数字は避けるのがマナーです。3,000円、5,000円、10,000円といった奇数、または末広がりの8,000円などが良いでしょう。
相手の負担にならない金額で: 高額すぎると、お相手に気を遣わせてしまう可能性があります。相場を参考にしつつ、無理のない範囲で、心からの気持ちを込めて選びましょう。
「おめでとう」が伝わる!喜ばれる入籍祝いのプレゼント選び
お二人の新生活を応援する気持ちが伝わるプレゼントを選びましょう。
1. 新生活で役立つ「実用的なアイテム」🎁
新婚生活を始めるお二人にとって、毎日使える実用的なものは喜ばれます。
おしゃれな家電: トースター、コーヒーメーカー、電気ケトル、ホットプレートなど、新生活が豊かになるようなおしゃれなキッチン家電。
上質なタオルセット: 毎日使うものだからこそ、肌触りの良い上質なタオルは喜ばれます。
ペアの食器: マグカップ、お箸、お茶碗など、二人の生活が始まることを実感できるペアアイテム。
調理器具: 少し良いフライパン、包丁セットなど、料理好きなお二人に。
2. 日常を豊かにする「体験型ギフト」🎫
モノではなく、思い出に残る体験をプレゼントするのも素敵です。
カタログギフト: お二人が本当に欲しいものを選べるので、失敗がありません。特に、体験型カタログギフトは、旅行や食事など、思い出作りに役立ちます。
レストランチケット: 少し贅沢なディナーを楽しめるチケット。
ペアチケット: 映画鑑賞券や美術館のチケットなど、二人の時間を楽しめるもの。
3. 記念に残る「パーソナルギフト」💖
お二人の名前や記念日を入れた、世界に一つだけのプレゼントは、特別感が伝わります。
名入れペアグラス: ワイングラスやビアグラスなど、普段使いできるもの。
似顔絵: プロのイラストレーターに依頼して、お二人の似顔絵をプレゼント。
プリザーブドフラワー: 美しさが長持ちするお花。新居のインテリアにもなります。
4. 現金や商品券(贈る相手を選ぶ)💵
現金: 何を贈れば良いか迷う場合や、お相手が結婚式の費用を貯めている場合など、お二人の好きなように使える現金は喜ばれます。ただし、親しい間柄や、相手が希望している場合に留めましょう。目上の人や年配の方には、現金は失礼にあたる場合もあるので注意が必要です。
商品券: 現金と同様に、お二人の好きなものを購入できるため便利です。デパートの商品券や、オンラインショップのギフト券なども良いでしょう。
【避けた方が良いプレゼント】
割れ物、刃物: 昔から「壊れる」「縁が切れる」などと連想されるため、避けるのが一般的です。ただし、最近ではペアのグラスなど気にしない方も多いので、お相手との関係性や価値観を考慮しましょう。
縁起の悪いもの: 弔事に使われるお茶や、偶数でペアではないものなどは避けましょう。
贈る側の趣味に偏りすぎたもの: お二人の好みや新居の雰囲気に合わない可能性があるので、慎重に選びましょう。
入籍祝いを贈る際のマナー:のし・メッセージの書き方
感謝の気持ちと祝福の気持ちを込めて、マナーを守って贈りましょう。
のし紙の選び方 🏷️
水引: 「紅白の蝶結び」を選びます。蝶結びは「何度でも結び直せる」という意味合いがあり、何度あっても嬉しいお祝い事(出産、入学など)に使われます。結婚は一度きりなので「結び切り」と迷うかもしれませんが、入籍祝いの場合は蝶結びが一般的です。
表書き: 「御入籍御祝」または「御祝」と書きます。
名入れ: 水引の下に、贈り主の氏名をフルネームで記載します。連名の場合は右から目上の人の名前を書きましょう。
内のし・外のし:
内のし: 品物にのし紙をかけてから包装紙で包む方法。控えめな印象で、郵送の場合によく用いられます。
外のし: 包装紙の上からのし紙をかける方法。贈答の目的が一目で分かり、手渡しの場合によく用いられます。
メッセージカードの添え方 ✉️
お祝いの言葉: 心からの「ご入籍おめでとうございます」を伝えましょう。
相手への気遣い: 「お二人の新生活が素晴らしいものになりますよう、心からお祈り申し上げます」など、お相手を気遣う言葉を添えましょう。
タブーな言葉に注意:
重ね言葉: 「重ね重ね」「度々」「くれぐれも」など、再婚を連想させる言葉は避けます。
忌み言葉: 「別れる」「切れる」「壊れる」「終わる」「去る」など、縁起の悪い言葉は使いません。
句読点: 「、」や「。」などの句読点は「区切り」を意味するため、結婚祝いのメッセージでは使用しないのが一般的です。スペースで区切るか、改行で対応しましょう。
まとめ:心温まる入籍祝いを贈って、お二人を祝福しよう!
入籍祝いは、お二人の新しい門出を祝う、とても大切な機会です。結婚祝いとの違いを理解し、贈るタイミングや金額の相場、そして何よりも「お二人が本当に喜んでくれるもの」を考えて選ぶことが大切です。
この記事でご紹介したマナーと選び方のポイントを参考に、あなたの心からの「おめでとう」の気持ちを込めて、最高の入籍祝いを贈りましょう。きっと、お二人の新生活が、温かい祝福の気持ちに包まれてスタートすることでしょう。